特別展示『台湾蘭花百姿 – 東京展』の魅力
2025年の春、東京の中心に位置するインターメディアテクで特別展示『台湾蘭花百姿 – 東京展』が開催されます。本展示は、台湾の蘭に関する豊かな歴史と学術的なストーリーを紐解く機会です。
展示の背景
この特別展示は、東京大学総合研究博物館が企画し、台湾の国立歴史博物館と連携して実現しました。これにより、日台間の学術交流の成果が具体化し、多彩な蘭の美しさを堪能できる場が提供されることになります。
過去にも東京大学は『蘭花百姿』や『カトレヤ変奏』といった展示を手掛け、台湾の蘭植物画の魅力を引き出してきました。これらの展示に続く形で、台湾ヴァージョンの「蘭の博物誌」が登場します。本展により、両国の文化と科学の交流が深まることが期待されています。
プレス内覧会のご案内
展示に先駆けて、2025年2月14日(金)の14時から15時にプレス内覧会が行われます。参加をご希望のメディア関係者は、名刺を持参の上、インターメディアテクの2階「GREY CUBE」にお越しください。事前予約は不要です。
- - 日時: 2025年2月14日(金)14:00-15:00
- - 場所: インターメディアテク 2階 GREY CUBE
- - 受付開始: 14:00
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内 2-7-2 KITTE 2・3F
展覧会の基本情報
展示の期間は2025年2月15日から6月8日まで、時間は11:00から18:00まで(※金・土は20:00まで開館)となっています。休館日は月曜日ですが、祝日の場合は翌日に振替休館することがあります。入館料は無料で、幅広い年齢層の来場者に楽しんでもらえる内容です。
主催と協力
この特別展示は、東京大学総合研究博物館と台湾国立歴史博物館が主催しています。また、多くの団体が協力しており、例えば東京大学大学院理学系研究科附属植物園や国立台湾大学植物標本館、さらには英国のキュー王立植物園などが名を連ねています。
主要展示物
本展示では、数々のユニークな蘭標本が展示されます。具体例として、アマナランやタイワンバニラなど、多様な種類の蘭を間近で見学できます。これにより、訪れる方々は台湾の植物多様性について深く理解することができます。
シンポジウム『植物芸術 – 日本と台湾からの視点』
展示開始日にあたる2025年2月15日(土)には、シンポジウムも予定されています。植物芸術に関する幅広い視点を討論する場として、参加は無料で、事前予約も不要です。定員は48席と限られているため、早めに足を運ぶことをおすすめします。
展示とシンポジウムを通じて、日台の学術的な交流を体験し、蘭の美しさを感じる訪問者たちが増えることを願っています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。