熊本市新庁舎整備を契機としたまちづくりシンポジウムの開催
熊本市は2025年7月19日に「新庁舎整備を契機としたまちづくりシンポジウム」を開催します。このイベントは、市民とともに熊本の未来の街づくりについて考える貴重な機会です。シンポジウムは、熊本城ホールのシビックホールで行われ、14時から16時の予定です。参加申し込みは6月19日まで受け付けており、定員は300名。申し込みが多い場合には抽選が行われますが、参加は無料です。
新庁舎整備は、現在の手取本町から桜町へと移転し、新たな機能を持つ庁舎を建設する計画であり、これを機に周辺のまちづくりも進められます。シンポジウムでは、基調講演やパネルディスカッションが行われ、専門家や市長が熊本市の未来について意見を述べます。
基調講演とパネルディスカッションの内容
シンポジウムは、以下の3つの部で構成されています。
横浜市の都市デザイン行政に長年にわたり携わってきた国吉直行氏が講師として登壇し、横浜市のまちづくりの事例を紹介しながら、個性と活力にあふれた街づくりの重要性を探ります。
熊本市長の大西一史氏と国吉氏が参加し、地域の魅力を活かしたまちづくりや将来の展望について意見を交わします。コーディネーターは熊本大学の星野裕司教授が務めます。
熊本豪雨の影響を受けた地域の再建に関与した専門家や、地域に精通したブロガーが登壇し、熊本の魅力や可能性についてディスカッションを行います。
登壇者プロフィール
各登壇者はそれぞれの専門分野で高い実績を持っており、地域づくりに貢献してきました。国吉直行氏は横浜市の都市デザインに深く関与し、星野裕司教授は景観デザインを研究。瀬崎公介氏は公共交通と観光、けんさむ氏はグルメ情報の発信において豊富な経験を有しています。尾道早織氏は航務経験を活かし、熊本支店長として地域貢献に努めております。
最後に
このシンポジウムは、単なる情報提供の場ではなく、市民が自らの意見を述べ、未来の熊本を共に描くための重要な機会です。興味のある方はぜひ申し込んで、参加してみてください。熊本市の新しい未来を一緒に考えるこのシンポジウムで、新たなアイデアや視点が生まれることを期待しています。