コマースロボティクス、PSE・PSC国内管理人サービスを発表
株式会社コマースロボティクスは、「ITによりビジネスをより簡単に」というミッションを掲げ、2025年12月15日にPSE・PSC国内管理人サービスを開始することを発表しました。このサービスは、海外EC企業向けに提供され、低コストでの利用を実現します。
サービス内容
新たにリリースされる国内管理人サービスは、コマースロボティクスが開発したクラウドシステムを活用しています。これにより、PSE・PSC対象製品を日本向けに販売する海外EC企業が、国内での必要な情報管理や報告業務をオンライン上で簡潔に行えるようになります。月々5000円からという低価格での提供が可能となり、海外企業のビジネス活動をサポートします。
また、コマースロボティクスはこのサービスの開始に際し、オンラインセミナー及び無料相談会を開催します。参加希望者には、言語に応じたセミナーが用意されており、中国語と韓国語でのセミナーがそれぞれ2025年12月24日に開かれる予定です。
- - 中国語セミナー: 12月24日 12時~13時
- - 韓国語セミナー: 12月24日 15時~16時
参加希望者は、指定のメールアドレスにお問い合わせを。
国内管理人サービスの特徴
このサービスには、国内管理人AIチャットボット(AI RAG)が無料で提供されます。このチャットボットは、電気用品等の届け出書作成時の区分判定や関連法令についての質問に自動で回答できるため、業務の効率化に大きく貢献します。
PSE・PSC国内管理人サービスの申込手順
1. 株式会社コマースロボティクスとの契約を結ぶ。
2. 国内管理人クラウドのアカウントが発行される。
3. それに続いて対象製品の検査記録をクラウドにアップロードする。
4. コマースロボティクスによる内容確認・承認を経て、監督官庁への報告業務が行われる。
法改正と国内管理人の役割
2025年12月25日から施行される製品安全4法の改正により、海外企業は特定輸入事業者として定義され、国内管理人の選任が義務付けられます。これにより、日本国内における輸入商品の安全性がより厳格に確保されることになります。
国内管理人の役割とは、輸入者が日本国内において製品の危険を防ぐための措置を講じる者であり、検査記録の保存や報告業務、経済産業省への定期報告を行います。
国内管理人の要件
国内管理人になるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- - 日本国内に住所があること
- - 日本語での意思疎通ができること
- - 海外事業者との契約があること
また、特定輸入事業者は、必要に応じて国内管理人を選定し、正式に届出を行わなければなりません。
まとめ
コマースロボティクスが展開するPSE・PSC国内管理人サービスは、海外EC企業に向けた画期的な取り組みであり、顧客にとってもビジネス環境を大幅に改善するものとなるでしょう。詳細については、公式サイトやセミナーでの情報提供を通じて確認することが可能です。今後の展開に期待が寄せられます。