国産ロボットコンペ
2025-12-18 13:24:50

革新を目指す国産ロボット開発コンペティションの参加受付開始

国産汎用ロボット開発コンペティションが始動



一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による委託事業の一環として、「国産汎用ロボット開発コンペティション」のプレエントリー受付をスタートしました。これは日本のロボット産業の競争力強化を目指した取り組みで、企業は自律型の双腕モバイルマニピュレーターの開発・製造に挑む機会を得ることができます。

1. コンペティション概要


このコンペティションは、実用化を目指した汎用ロボットの開発を促進することを狙いとしています。参加企業は、AIRoAが設定した仕様に基づいてロボットを開発し、納入後のフィードバックを受けながら改良と量産体制の構築へと進んでいきます。完成した量産機は、NEDO委託事業におけるモデル開発に使用されることになります。

1.1 開発・製造の流れ


  • - 開発・製造期間: 2026年3月から9月までに、試作機を開発・製造します。
  • - 試作機納入と実演: 2026年9月には、試作機をAIRoAに納入し、評価タスクをメディアの前で実演します。
  • - 評価と進展の判断: 性能評価と実用化要件評価に基づいて、改良期間進出の可否を判断します。

2. 参加企業に与えるメリット


参加企業には多くのメリットがあります。コンペティションでは、次のような支援が提供されます。
  • - ロボット納入の機会: 開発したロボットをAIRoAに納入することで、実際のプロジェクトに参画できます。
  • - 開発支援: 必要なハードウェア部品の貸与やリファレンス仕様の提示を通じて、技術支援が行われます。
  • - 販路開拓支援: 市場ニーズに基づいた開発を支援し、企業とのマッチングの機会も提供されます。
  • - メディアによるPR機会: 実演イベントを通じて、自社の技術を広くアピールすることが可能です。

3. 評価方法とタスク概要


評価は、性能評価と実用化要件評価の2軸で行われます。APIRoAから設定されたタスクとしては、家庭や商業環境における様々な操作が含まれています。具体的には、物の移動・清掃作業、商品陳列、仕分け作業などが挙げられます。これにより、参加企業は実践的なスキルを評価されることになります。

4. 参加条件


参加するには、日本国内で登記されている企業であり、ロボット開発の実績が求められます。また、プレエントリー後は審査が行われ、審査通過企業に対して実施要項の詳細が提供されます。

参加方法


興味のある方は、以下のリンクからプレエントリーフォームにアクセスして申し込むことができます:プレエントリーフォーム

まとめ


国産ロボット開発コンペティションは、企業にとって新たなビジネスチャンスと技術革新の舞台であり、成功すれば日本のロボット産業に貢献することができます。この機会を逃さず、是非ご参加ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人AIロボット協会
住所
東京都文京区本郷 5-24-5ナガセ本郷ビル9階
電話番号
090-8682-1083

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