ハイブリッド環境に向けた新たなセキュリティ対策
企業の情報システムが進化し続ける中、ID管理はますます重要になっています。BIPROGYグループが新たに提供を開始した『IDセキュリティー強化パック』は、企業が直面するサイバー攻撃や不正アクセスリスクを大幅に軽減するための先進的なサービスです。最短2カ月で導入可能なこのパックは、クラウド環境だけでなくオンプレミスのリソースも守るため、ハイブリッド環境に最適な選択肢です。
ゼロトラストモデルによるセキュリティ
最近のサイバー脅威の高まりにより、企業は「ゼロトラスト」と呼ばれる新しいセキュリティモデルを取り入れることが不可欠となっています。これにおいて重要な役割を果たすのが、ID管理とIDに基づくアクセス制御です。従来の境界防御では通用しない脅威に対抗するためには、ユーザーのIDを中心にしたセキュリティ対策が求められています。特に、社外からのアクセスや社員の増加に対応するため、高度な認証管理が求められるようになりました。
課題を解決する高度なセキュリティ
多くの企業がActive DirectoryとクラウドベースのID管理を併用する中で、認証基盤の監視が不十分な事例も少なくありません。これにより、万が一、認証基盤が侵害された場合、全アカウントへの影響が及ぶリスクが高まります。『IDセキュリティー強化パック』では、リアルタイムでの監視と自動対応、さらに多層防御による強化が実現されており、企業が求めるセキュリティレベルを一段と高めます。
パックの具体的な機能
この新サービスでは、以下の主要機能が含まれています:
- - サイバー攻撃の検出:リアルタイムでの脅威の検知と監視を行い、迅速な対応を促進します。
- - ユーザー及びサインインリスクの自動検出:リスクを伴うログイン状況を特定し、多要素認証(MFA)の強制やパスワード変更を行います。
- - ゼロトラストの実現へ向けたリスク評価:アクセス時のリスクに基づいた認証が行われ、よりセキュアな環境を提供します。
Microsoftとの連携
本サービスは、Microsoft Defender for IdentityやMicrosoft Entra ID Protectionを活用し、企業のオンプレミスとクラウドIDを包括的に保護します。これにより、企業はMicrosoft 365をはじめとしたさまざまな業務環境の安全性を向上させることができます。導入期間はわずか2カ月という短時間で実装可能なため、企業の怠りがちなセキュリティ対策への即効性も魅力の一つです。
今後の展望
BIPROGYグループは、Microsoft 365やゼロトラストソリューションのサービスを引き続き拡充し、顧客のニーズに応じたセキュリティ対策を強化していく方針です。また、最新のXDRやMicrosoft Sentinelなどの技術せインフラとの連携も進め、企業のIT環境の信頼性と持続性向上を目指します。これにより、クライアントの特有のニーズに応じた最適なAPIやフィーチャーを提供することが可能になるでしょう。
セミナーのお知らせ
2025年12月9日には、『IDセキュリティー強化パック』の詳細を紹介するセミナーも開催予定です。この機会にぜひ、最先端のIDセキュリティー対策についての知識を深めてみてはいかがでしょうか。参加は無料ですので、興味がある方はお早目にお申し込みください。
Microsoft 365向けエンタープライズサービスの詳細はこちらへのリンクもぜひご確認ください。