プーマのリユースプログラムが始まります
2025年11月7日、スポーツブランドのプーマが新たにリユースプログラム「PUMA Re-USE JOURNEY」を開始します。この取り組みは、環境負荷を軽減し循環型社会の実現を目指す重要な一歩です。
リユース商品の回収と再販売
このプログラムでは、プーマが過去に販売したシューズやアパレル製品の回収を行い、サステナブルな方法で商品の再販をスタートします。具体的には、消費者が店舗に持ち込んだアイテムを確認し、専門の回収BOXに入れるというプロセスを経て、リユース商品として生まれ変わります。
専用回収BOXの設置
回収は、特注された専用の商品の回収BOXを、以下の4つの店舗に設置して行われます:
- - プーマストア サッポロファクトリー
- - プーマストア 原宿キャットストリート
- - プーマストア 大阪
- - プーマジャパン 東京オフィス(東京都品川区)
これらのBOXはサステナブル素材でできており、プーマのブランドイメージを反映しています。地域の消費者からの参加を促す仕掛けですね。
クーポンサービスでお客様にお得を
リユースとなるアイテムを提供してくれたお客様には、次回購入時に使用できる10%オフのクーポンが贈られます。このクーポンは商品を持ち込んだ店舗で利用可能なので、さらなる製品購入の機会を提供し、プーマとの関係を深めていく狙いがあります。
循環型社会への貢献
PUMA Re-USE JOURNEYを通じて、プーマは自社製品が次のユーザーへ引き継がれより長く使われるよう推進します。これにより、持続可能性の観点からも重要なステップとなることでしょう。回収した商品は、状態を丁寧に検品・査定後、ブランドによる公式メンテナンスが施された上で、貴重な一点ものとして再販売されます。
プログラムの詳細
このリユースプログラムは特定のシューズやアパレル商品が対象で、タイツやブラトップなどの肌着系は含まれません。この取り組みを通じて、プーマはスポーツと環境の両立を図り、さらなるイノベーションを目指していきます。
ブランドについて
プーマは、75年以上にわたり、スポーツとカルチャーを融合させてきました。世界中のアスリート向けに、フットウェア、アパレル、アクセサリーを提供し、各種競技でのパフォーマンス向上を支えています。これに加え、著名なデザイナーやブランドとコラボレーションすることで、ファッションやストリートカルチャーにおいても新たな価値を創造しています。
プーマの公式リユースプログラムは、消費者一人ひとりの行動が環境に与える影響を考慮した取り組みです。これからの時代、企業のサステナビリティは不可欠なテーマとなります。その中で、プーマがどのように進化し続けるのか注目です。
Retailor(リテーラー)について
このリユースプログラムの実施には、Free Standard株式会社が提供するリコマースオペレーティングシステム「Retailor」が活用されています。Retailorは、ブランドやメーカーが独自に二次流通市場を構築できるように支援し、リユース商品に関するさまざまな機能を提供します。
プーマの新しい取り組みは、環境問題への意識を高め、消費者との新たな関係を築く重要な一環となるでしょう。