購買意識の変化
2026-09-15 10:26:37

博報堂とBrazeが明らかにした購買意識の変化とその新たなアプローチ

企業との接点に潜む購買意識の変化を探る



株式会社博報堂とBraze株式会社が共同で進めた「カウテックプロジェクト」は、3,590名を対象とした大規模な購買意識調査を実施しました。この調査は、マーケティング施策が消費者へどのように届いているのか、その実態を探るために行われました。

調査の背景と目的


この調査は、企業のマーケティング活動が現代の消費者の購買行動に与える影響を可視化し、それに基づいて新たな戦略を構築することを目的としています。特に「欲しいタイミングでメッセージが届くか」という点に注目し、消費者が実際に重視するポイントが、いかに時期や状況によって変わるのかを明らかにしました。

調査結果の概要


調査の結果、消費者の約1/4が企業の情報提供に対し、「欲しいタイミングで届く」と評価している一方で、情報が届く内容が自分に合うとは感じている消費者は26.9%にとどまりました。この結果は、企業が提供する情報が依然として生活者の期待に応えきれていないことを示唆しています。

重視点の変動


調査を通じて、同一の生活者でも購買時に重視するポイントが大きく変わることが判明しました。例えば、同じ商品を購入するときに重視するポイントが、初回の調査では「コスパ」であったが、次回の調査では「味」に変わるといった具合です。 3〜4割の消費者がこれらの評価を入れ替えていることが確認され、こうした重視点のスイッチ率がいかに高いかが分かりました。

項目ごとの評価の違い


調査の分析によると、一貫して重視される項目(常時重視率)としては、例えばファッションの「着心地の良さ」が67.0%と高い評価を得ています。一方、外食・テイクアウトにおける「量や形状的にどこでも快適に食べられる」という項目は、重視点スイッチ率が45.9%と非常に高く、多くの消費者が一度でも重視したことがあるとしています。

購買行動の背景


この調査から得られた知見は、過去の属性データや購入履歴だけでは生活者の「今」を捉えきれないことを示しています。誰に何を届けるかを最適化するだけでなく、「いつ・何を届けるか」を捉えることが、企業の成功に繋がることが強く示唆されています。

シンクロナイズの必要性


カウテックプロジェクトでは、「誰に」という特定に加え、「いつ」を捉えることが重要だと提言しています。これにより、マーケットのダイナミクスに応じた、より効果的なメッセージ提供が可能になるのです。

今後の展望


今後、Brazeのリアルタイム判定とアプリ内行動シグナルを活用した「シンクロナイズ」を実現する方法を検証する共同実証実験(PoC)を始める予定です。この研究は、企業と消費者のより円滑な関係の構築に向けて、新たなアプローチを提供することが期待されています。

結論


本調査は、消費者の重視点がどのように変化するのかを詳細に分析する重要な機会でした。時代の変化に応じたマーケティング戦略の構築には、リアルタイムでのデータ分析による新しいアプローチが求められていることが浮き彫りとなりました。


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会社情報

会社名
株式会社博報堂
住所
東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー
電話番号
03-6441-8111

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