新NISAとお金の意識
2024-12-24 15:51:26

新NISAスタートから1年、2024年のお金に関する意識の変化とは

新NISAスタートから1年、2024年のお金に関する意識の変化



2024年も残りわずか、私たちの生活に直接影響を及ぼした新NISA(小規模投資非課税制度)が始まってから一年が経過しました。物価上昇や円安が続く中、日本の家計はどのように変化しているのでしょうか?

アンケート調査の概要



マネーフォワードホーム株式会社が行った「お金の意識調査2024」では、『マネーフォワード ME』というお金の見える化サービスの利用者を対象に、日々の生活に関わるお金についての意識を調査しました。回答者数は6,389名で、実施時期は2024年11月15日から11月21日までです。

家計改善の実感



調査によると、『マネーフォワード ME』を利用している方々のうち、家計改善を実感したと答えた人は約49%で、これにより平均月額25,066円、年間にして約30万円の改善を感じていることが明らかになりました。この数値は、物価上昇や円安にもかかわらず、利用者が無駄遣いを減らし、財務状況を見直していることを示しています。

特に、プレミアム会員は月27,931円、無料会員の金額の1.5倍の改善効果を得ているとの結果が出ています。この結果は、新NISA制度の導入と相まって、家計管理への意識が高まったことを裏付けています。

2024年の投資意識の高まり



また、2024年には多くの人が新NISA制度を活用し始めています。なんと71%の人が新NISAを利用しており、その中で68%がつみたて投資枠と成長投資枠を併用しています。このことから、年を追うごとに投資に対する関心も高まっているのが分かります。実際に、67%の人が投資に対する認識が変わったと答えています。

支出が増えた項目と減った項目



物価上昇の影響により、支出が増加したと感じる項目は「食費」、「水道・光熱費」、「外食費」が上位を占めており、一方で、「外食費」、「交際費」、「趣味・娯楽費」が減少していると実感している人が多いことも興味深いポイントです。これらの結果は、生活の中で支出を見直し、慎重になっている消費者心理を反映しています。

デジタル決済と給与体系の変化



さらに、調査ではデジタル決済の利用が99%に達しているとの結果が出ました。理由としては「会計時にスムーズに決済が完了するため」「ポイントやマイルを貯めるため」という意見が多く、現金を扱うのが面倒だと感じる人も増えているようです。

また、デジタル給与に関しては、導入された場合にデジタルで受け取りたいと多少の減少は見られるものの、19%の人が希望するという結果が出ています。これもデジタル化の進展を示しています。

2025年に向けたお金の意識



冬のボーナスの使い道に関する調査では、多くの人が「投資へ回す」と答えています。投資だけでなく、貯蓄や趣味・娯楽費を考えている人も多く、生活におけるお金の使い方に対する意識がより高まっていることが実感できます。2025年に向けて、減らしたい支出の項目には「食費」があげられ、今後の生活への見直しが進んでいます。

専門家の見解



この調査に関連し、ファイナンシャルプランナーの齋藤綾香氏は、2024年に新NISA制度を利用した人たちのほとんどが多様な投資方法を試みていることに注目しています。今後は、各個人のライフプランを考慮した上でのリスクを抑えた資産運用が求められると指摘しています。

まとめ



新NISAの導入により、私たちの投資やお金の使い方に変化が見られる2024年。今後も、マネーフォワードの様々なサービスを活用しながら、賢いお金の使い方を模索していくことが求められるでしょう。どのようにお金を増やし、生活を豊かにするかの意識を高めていくことが鍵となりそうです。


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会社情報

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株式会社マネーフォワード
住所
東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
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