未来を見据えた防災の国際フォーラム、仙台で開催

世界防災フォーラム2025が仙台で開催

パシフィックコンサルタンツ株式会社が、2025年3月7日から9日までの3日間、宮城県仙台市の仙台国際センターにて開催される「世界防災フォーラム2025」に協賛し出展します。このイベントは、スイスの防災ダボス会議と連携し、様々な立場の防災関連関係者が集まる国際的なフォーラムです。

参加目的とテーマ

フォーラムの目的は、仙台防災枠組に基づいて、災害リスクを軽減するための国際的な取り組みを推進することです。今回は「どうするキコヘン？」というテーマのもと、気候変動の影響によって高まる災害リスクをどう管理し行動を変えていくかを考える機会を提供します。個人から企業、行政まで、すべての参加者が災害リスクの軽減に向けて日常生活や業務の中でどのように取り組むかを模索する場となるでしょう。

展示ブースの概要

パシフィックコンサルタンツは、ブース番号D01にて「過去から未来へ繋ぐ防災・復興技術」をテーマに展示を行います。震災後の復興業務や災害廃棄物処理に関する成功事例を紹介し、地域防災に貢献する各種の技術やプロジェクトを展示します。これにより、参加者が効果的な防災対策を理解し、導入する手助けとなることを目指しています。

セッションの内容

フォーラム期間中、パシフィックコンサルタンツの社員もセッションを通して知見をシェアします。特に注目されるのは、2025年3月8日の[気候変動に対応した災害レジリエンス向上]に関するセッションです。この内容では、気候変動に応じた災害への対応策や国内外の技術を活用して地域社会の持続可能な発展をどう実現するかについて議論が展開されます。また、3月9日には「持続可能な防災主流化社会」に関する共同研究の成果やデータに基づく施策展開の重要性についても紹介される予定です。

パシフィックコンサルタンツの役割

当社は、東日本大震災を経て、持続可能な社会の実現に向けた企業の役割を真摯に追求してきました。仙台防災枠組の理念に基づき、当社の技術や経験を生かして、地域社会と共に持続可能な未来を切り拓いていくための取り組みを続けています。これまでの経験を基に、新たな発展に向けた具体的な計画づくりや技術開発への期待も高まっています。

会社概要

パシフィックコンサルタンツ株式会社は1951年に設立され、70年以上にわたり国内外の公共事業に関わっています。社会インフラの整備から防災技術まで、多岐にわたる活動を行い、「未来をプロデュースする」というビジョンのもと、持続可能な社会の実現に貢献しています。公式サイトでは、最新情報や活動内容について詳しく紹介しています。公式HP: https://www.pacific.co.jp/

このように、多角的な視点から防災について考える場である「世界防災フォーラム2025」の展開に期待が高まります。参加される方々にとって、未来に向けた必要な知見やアプローチが得られる素晴らしい機会となるでしょう。