JAPAN AIが国際的な情報セキュリティ認証を取得し未来の安心を確保

JAPAN AIが国際的な情報セキュリティ認証を取得

近年、情報セキュリティの重要性が増しています。その中で、企業向けAIサービスを提供しているJAPAN AI株式会社（東京都新宿区、代表取締役社長：工藤智昭）は、2025年9月30日付で情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の国際規格である「ISO/IEC 27001」とクラウドセキュリティに特化した「ISO 27017」の認証を取得しました。

ISO/IEC 27001とISO 27017とは？

ISO/IEC 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）に関する国際的な基準で、企業が情報資産の機密性、完全性、可用性を確保するための要求事項を規定しています。一方で、ISO 27017はクラウドサービスに特化した情報セキュリティ管理策を設けており、クラウド環境の安全性を高めることが目的です。これらの認証取得は、JAPAN AIが国際基準に適した情報セキュリティ管理体制を整えていることを第三者機関が認めた証です。

認証取得の背景

JAPAN AIは、多くの企業と連携し、重要な情報を扱っています。そのため、より高いレベルの情報セキュリティの構築やクラウドサービスの安全性確保が欠かせなくなりました。これが認証取得の大きな動機となり、国際基準に沿った情報管理体制を確立しようと考えました。

認証の詳細

ここでは、ジャパンAIが取得した認証の詳細を説明します。

ISMS認証

- 適用規格: ISO/IEC 27001：2022+ Amd 1：2024・JIS Q 27001：2025
- 認証登録番号: IC25J0589
- 認証機関: 株式会社日本環境認証機構
- 認証範囲: AIプラットフォームの設計・研究・開発・運用、並びにAIコンサルタント業務を含むさまざまなライセンス販売

クラウドセキュリティ認証

- 適用規格: JIP-ISMS 517-1.0
- 認証登録番号: SC25J0001
- 認証機関: 株式会社日本環境認証機構
- 認証範囲: AIプラットフォーム「JAPAN AIシリーズ（SaaS）」のクラウドサービス提供及びGoogle Cloud Platformの利用

セキュリティページ

今後の展望

今回の認証取得を契機に、JAPAN AIはさらに経済産業省が策定中のAIセキュリティガイドラインに準拠することを目指していきます。また、国際的なデータ保護規制にも対応したセキュリティ体制の強化を進める予定です。加えて、社内でのセキュリティ専門家の育成やAIシステムにおけるプライバシー保護技術の研究開発に注力し、安全で信頼性の高いAIサービスを提供するための努力を続けます。