労働環境を変える！飲食店・小売店向け新システム『KIZUNAAALPHA』が登場

新しい時代の働きやすさを実現するクラウドシステム「KIZUNAAALPHA」

企業が抱える労働環境の課題は年々深刻化しており、特に飲食業界や小売業界ではアルバイトスタッフの比率が非常に高く、店舗の運営やマネジメントに多くの負担がかかっています。これに応えようとするのが、株式会社CVSコンシェルが開発した新たなクラウドシステム「KIZUNAAALPHA」です。

KIZUNAAALPHAの概要と背景

「KIZUNAAALPHA」は、2019年1月にリリース予定の新システムで、特に店舗の店長や管理責任者が抱える精神的な負担を軽減することを目指しています。株式会社CVSコンシェルの代表、松村芳晴氏は、10年以上の業界経験を持ち、彼自身の現場での経験からこのシステムの必要性を実感しました。特に、多くのスタッフとコミュニケーションを取る中での情報共有やシフト管理の煩雑さは、彼にとって深刻な悩みでした。これを解消するために、彼は「KIZUNAAALPHA」を開発しました。

松村氏は、このシステムを通じて、働く環境をより良くするための一助を担いたいと考えています。「人手不足が深刻化する中、店長や管理者が直面している精神的な疲労の原因は、情報共有の不便さとシフト管理の複雑さです。これを解決するために、全ての利用者が使いやすいシステムを目指しました」と語ります。

具体的な機能とそのメリット

「KIZUNAAALPHA」では、シフト管理機能と情報共有機能が中心となっています。具体的には、スマートフォンやタブレットを使って簡単にシフトを提出できるシステムを導入し、提出期限が近づくと自動で通知が来る仕組みを整えています。これにより、シフトの収集にかかる時間を大幅に短縮できるほか、業務の効率化が図れます。

また、シフト作成後には、スタッフに対してワンクリックで通知が可能なため、情報伝達もスムーズになります。この機能は、特にスタッフが多い店舗において、工作労力の軽減に寄与します。

情報共有機能においても、店舗間でのメッセージのやり取りがシンプルになります。掲示板機能を利用することで、他の店舗のスタッフとも迅速にコミュニケーションを取ることができ、業務の進行を助けます。さらに、研修資料やマニュアルをオンラインで共有することで、スタッフ全員が必要な情報に常にアクセスできる環境を整えています。

クラウドファンディングによる資金調達

現在、CVSコンシェルは「KIZUNAAALPHA」の開発資金を調達するためにクラウドファンディングを実施しています。目標金額300万円に対し、すでに30%以上の支援が集まっており、プロジェクトは順調に進んでいるとのこと。しばらくの間、様々なリターンとして、システムライセンスや、地元企業の特産品を用意しており、事業者に限らず一般の方にも支援をお願いしています。

未来を見据えた「KIZUNAAALPHA」の展望

「KIZUNAAALPHA」が導入されることで、店舗の運営はどのように変わるのか。松村氏は、「このシステムを通じて、働く人々が環境の改善を実感し、より充実した職場で働けるようになってほしい」と語ります。今後ますます重要になる労働環境の改善に向け、同社はさらに多くの機能を追加しながら、運営のデジタル化を推進していく方針です。労働環境が大きく変わる今、KIZUNAAALPHAがその先駆けとなることは間違いないでしょう。