阪神電気鉄道、運転士の保護メガネ着用試験を開始
阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:久須勇介)は、2025年7月7日(月)から列車の運転士を対象にした保護メガネの着用試験を実施します。この試験は、運転中の視認性向上と目の疲労軽減を目的としており、約1か月間にわたって行われる予定です。
保護メガネ着用の目的
昨今、運転士が列車を運転する際に直面する様々な環境条件があります。特に、直射日光やレールの反射光は視認性に影響を及ぼし、さらには運転中の目の疲労を増加させます。今回の試験では、保護メガネを着用することによってこれらの問題がどのように解消されるかを検証する予定です。
着用試験の概要
1.
実施期間
試験は2025年7月7日から約1か月間実施されます。なお、試験の状況によっては期間が変更される場合があります。
2.
実施内容
約200名の運転士が指定された保護メガネを着用し、視認性や着用感を評価します。夜間や地下区間では使用しないため、試験が行われるのは通常の運転区間に限られます。また、運転士は乗務員室以外では保護メガネを着用しません。
3.
実施区間
神戸高速線を除く全線で試験が実施されます。
4.
使用する保護メガネ
保護メガネは株式会社アックスが製造したものを使用します。
ブランドスローガン「“たいせつ”がギュッと。」
阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンを掲げ、今後もお客様一人ひとりの「たいせつ」を大切にしながら、阪神らしいブランド体験を提供することを目指しています。試験を通じて、運転士の安全性や快適性を向上させる取り組みを行い、これまで以上に信頼される企業へと成長を続けていく方針です。
今回の試験結果については、後日報告される予定です。運転士の健康と安全が最優先される中で、こうした取り組みがどのような結果を生むのか、多くの注目が寄せられています。
阪神電気鉄道についての詳細や今後の活動については、公式ウェブサイトをチェックしてください。
阪神電気鉄道公式サイト
リリース情報
発行元:阪急阪神ホールディングス
所在地:大阪市北区芝田1-16-1