陸上無線通信委員会が第88回会合を開催へ!技術的条件が議論される
陸上無線通信委員会の第88回会合が開催されます
令和6年10月24日(木)、情報通信審議会の情報通信技術分科会に属する陸上無線通信委員会が、第88回目の会議を実施することが決定しました。この会議は、Web会議形式で行われる予定で、多くの関係者が参加することが期待されています。
会議の主な議題
会議の議題としては、以下の内容が予定されています。
1. 前回議事概要案の確認
会議初めに、前回の議事概要案が確認され、その内容が適切かどうかを委員が検討します。
2. 委員会報告(案)に関する承認
次に、小電力の無線システムの高度化に関する技術的条件についての報告案が取り上げられます。特に「無線LANシステムの高度化利用に関する技術的条件」として、5GHz帯無線LANの上空利用に係る条件についての承認が議論されます。
3. 意見募集の結果について
また、433MHz帯のタイヤ空気圧モニタとリモートキーレスエントリーに関する技術的条件についても、事前に行われた意見募集の結果が報告され、承認案件が話し合われる予定です。
4. その他の議題
最後に、その他の議題が取り上げられることになり、必要に応じて追加の議論が行われる見込みです。
傍聴について
傍聴希望者は、指定された方法に従って申し込みを行う必要があります。申込期限は10月21日(月)の18時までで、先着順での受け付けとなりますので、早めの申し込みが推奨されます。参加者には、会議の詳細な接続情報がメールで送付されます。
また、傍聴時には静粛を保ち、録音や撮影は禁止されるため、注意が求められます。
この会議の重要性
この陸上無線通信委員会の会議は、無線通信技術の将来において重要な位置を占めています。無線技術の発展は、IoT(Internet of Things)や新しい通信手段の確立に寄与しており、この分野での議論は今後の社会に多大な影響を与える可能性があります。
特に、無線LANの利用環境の向上は、今後のテレワークやスマートシティの実現に向けた鍵となることから、多くの注目が集まっています。この会議を通じて、無線通信に関する技術的な条件が適切に整備されていくことが期待されています。