マイナンバーカードが健康保険証に!2024年12月2日から利用可能に
デジタル庁は、2024年7月11日より、マイナンバーカードの健康保険証利用の周知を目的としたCMを全国で放映開始しました。
このCMでは、2024年12月2日から現行の健康保険証の新規発行が終了し、マイナンバーカードの利用が基本となることを告知しています。
CMには、マイナンバーPRキャラクターのマイナちゃんが登場し、3Dアニメーション動画で、マイナンバーカードが「病院でも、薬局でも」役立つことをアピールしています。
マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット
マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、以下のメリットがあります。
より良い医療を受けることができます。
診療や薬剤の情報提供に同意することで、医師や薬剤師は過去の診療情報などを参考に、より適切な診断や処方を行うことができます。
窓口での高額な支払いが必要なくなります。
高額療養費制度の利用がスムーズになり、窓口で高額な医療費を一時的に負担したり、事前に役所で手続きをする必要がなくなります。
引っ越しや転職後もそのまま使えます。
転職や転居による健康保険証の切り替え更新が不要となり、新しい保険証の発行を待つことなく、マイナンバーカードをそのまま利用できます。ただし、新しい保険者への加入手続きは必要です。
もしものときも安心!
マイナンバーカードは、災害時にも役立ちます。現在、救急搬送時や避難時にマイナンバーカードを活用することで、医療情報の共有をスムーズに行い、迅速な対応を可能にする実証事業が進められています。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法
マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、初回登録が必要です。
医療機関・薬局の窓口での登録
顔認証付きカードリーダーを使って、簡単に登録できます。
マイナポータルからの申請
マイナポータルにアクセスし、必要事項を入力して申請できます。
セブン銀行ATMからの申請
全国のセブン銀行ATMで、マイナンバーカードを使って登録できます。
安全性について
プライバシー保護やセキュリティ対策が講じられており、安心して利用できます。
プライバシーの保護
医療機関・薬局は、利用者が同意した情報のみ閲覧できます。同意していない情報は提供されません。また、診療情報は診療・投薬以外の用途には使用されません。
マイナンバーカードのセキュリティ
マイナンバーカードには、さまざまな安全対策が施されています。詳細は、デジタル庁のウェブサイトをご覧ください。
マイナンバーカードをお持ちでない方や、登録をされていない方へ
マイナンバーカードをお持ちでない方は、新規に発行してください。また、すでにマイナンバーカードをお持ちの方で、健康保険証として利用登録をしていない方は、登録手続きを行ってください。
よくある質問
マイナンバーカードの健康保険証利用に関するよくある質問は、デジタル庁のウェブサイトで確認できます。
まとめ
2024年12月2日から、マイナンバーカードが健康保険証として利用可能になります。マイナンバーカードは、医療現場だけでなく、災害時にも役立つツールです。この機会に、マイナンバーカードの取得と健康保険証としての利用登録を検討してみてはいかがでしょうか。