3大学の情報交換
2024-10-09 11:23:40

岡山大学が早稲田・山口と共催した合同情報交換会議の幕開け

2024年9月10日、岡山大学は早稲田大学と山口大学との三大学合同情報交換会議を開催しました。この会議は、国立大学と私立大学の枠を超えた技術職員の連携を強化し、研究基盤の向上を図ることが目的です。

会議には岡山大学から総合技術部の田村部長や栗本課長、堀課長など、様々な専門職員が参加しました。早稲田大学や山口大学からも多くの技術職員が出席し、互いに意見を交わしました。特に、早稲田大学が取り組んでいる「先端研究基盤共用促進事業」についての発表や、山口大学の成功事例も紹介され、異なる視点での研究支援体制を学ぶ貴重な機会となりました。

会議では、各大学の研究設備の共用や、大学文学部がいかに技術職員の技術向上に貢献しているかが討論されました。私立大学の特有の取り組みも触れられ、参加者同士の熱心なディスカッションが行われました。特に意義深いのは、技術職員の組織運営や連携の強化に向けての具体的な提案がなされた点です。

早稲田大学の物性計測センターでは、先端研究機器や設備について見学し、お互いの研究を人とのつながりの中で向上させる方法についても意見が盛り上がりました。また、理工学基礎実験室での実験実習の運営についても、岡山大学の技術職員が経験を共有し、学生教育の質をどう高めていくかについても深い議論が行われました。

岡山大学の佐藤法仁副理事・副学長は、今回の会議の重要性を強調し、「国立大学とは異なる視点で学ぶ同業者の交流は、研究基盤の底上げに寄与する」と述べました。また、今後も他の大学や機関と積極的に連携し、国全体の技術職員レベルの向上にも寄与したいと意気込みを示しました。

このような取り組みを通じて、岡山大学は地域と地球の未来を共創する研究大学としての役割を果たし、さらなる社会変革を推進していきます。技術職員の育成や研究機器の効率的な活用を図り、地域の科学技術イノベーションの中心的存在を目指す姿勢が強調された今回の会議。これからの研究教育においてもその効果が期待されます。

なお本会議は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の一環として実施され、本学の研究活動の深化に貢献することを目指しています。岡山大学、早稲田大学、山口大学の協力体制が今後も持続的に発展していくことを期待しています。


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会社情報

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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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