東京大学アメフト部WARRIORSが挑む日本一の道
東京大学運動会アメリカンフットボール部「WARRIORS」は、2025年のシーズンに向けた特別合宿を実施しました。アメリカンフットボールを未経験とする部員が過半数を占める中、彼らは関東の強豪校に挑むために必要な「知の力」を身につけ、日本一を目指して日々努力しています。
未経験者が9割、だがリーグでの存在感
WARRIORSの現在の部員は88人、その内アメフトの経験者はわずか9人。79人は全くの未経験者です。そんな彼らがいかにして強豪校を相手に勝利を収めているのか、それは「考え方」に起因しています。アメリカンフットボールがもたらすチームワークの重要性を理解し、個々の強みを発揮するために、全員が同じ目的意識を持つことが求められます。
目指すべき日本一の本質とは
今回の研修の目的は、部員が自らのリーダーシップを見出し、チームが共通のゴールとしての日本一を潔く認識することにあります。アチーブメント株式会社が提供するこの特別合宿では、リーダーシップに関する深い洞察や体験型のワークが行われ、選手たちの結束力を高めています。
体験型ワークで成長するチーム
東大アメフト部は、アチーブメント株式会社が37年間で培ってきた組織変革のノウハウを取り入れた体験型ワークを行っています。ビジネスや教育などさまざまな分野での実績を持つこのプログラムは、選手たちがただ戦うのではなく、自らの役割を理解し、チームをさらに強化するための重要な要素です。
例えば、合宿中に選手は自らの「日本一にかける想い」をプレゼンテーションし、自己理解を深めることでチーム全体の意識を高めます。また、リーダーシップを学ぶ体験型のワークを通じて、メンバー間の信頼を築くことも目指しています。このような教育を通じて、彼らは「行動に移すことの重要性」を学び、強いチーム作りへと繋がっていくのです。
日本代表選手の輩出
WARRIORSは、2024年度には関東リーグのTOP8において同率3位を達成し、さらにU20世界選手権の日本代表選手も輩出しています。これは彼らが積み重ねてきた努力の結果であり、特別合宿による強固なチーム作りが背景にあることは言うまでもありません。
経験を語る講師の存在
今回の特別合宿で講師を務めるのは、アチーブメント株式会社の高木謙治氏です。彼自身も大学時代にアメフト部での経験があり、現職以外にも多くの研修で成功を収めています。経営者教育の分野でも高い評価を得ている高木氏は、アメフト部員たちに対して実体験をもとにした具体的なアドバイスを行うことで、彼らの成長を支援していきます。
今後の展望
WARRIORSの特別研修は、2025年に向けてさらなる発展を目指しています。過去の経験から学び、進化を続ける彼らの姿勢は、アメフトだけでなくあらゆるスポーツチームにとって重要なメッセージとなるでしょう。今後の活躍に期待が高まります。
プログラム詳細
- - 日時: 2025年2月22日・23日 9:00〜18:00
- - 場所: ビジョンセンター新宿マインズタワー(新宿駅新南口から徒歩3分)
- - 内容: リーダーシップを学ぶ体験型ワーク、選手一人ひとりのプレゼン、チームビルディング
- - 対象: 東京大学アメフト部の部員、監督、ヘッドコーチ