THAI NIPPON STEEL ENGINEERING & CONSTRUCTION CORPORATION, LTD.(通称:TNS)は、日鉄エンジニアリング株式会社の連結子会社として、その活動において持続可能な発展を目指しています。この度、TNSはタイ王国の工業省からCSR-DIW AWARD 2024を受賞したことが発表され、多くの注目を集めています。
CSR-DIW AWARDとは?
CSR-DIW AWARDは、タイ王国工業省の産業局(DIW)が主導する企業の社会的責任(CSR)に関連する取り組みの一環として実施されている表彰制度です。この制度は、企業が環境や社会的な側面を重視した持続可能な経営を行っているかを認定するもので、2008年より始まりました。TNSの受賞は、同省が定めたガイドラインに従った企業の社会貢献活動が功を奏した結果として捉えられています。
受賞の背景
CSR-DIW AWARDの受賞には、厳正な審査が行われます。審査基準には、企業の社会的責任を果たすための運営方針や組織体制が適切であること、地域貢献に努めていることが含まれます。TNSはCSR-DIWが求める7つの主要項目に基づいた事業運営を実施しており、特に地域社会に対する貢献が高く評価されました。
具体的には、TNSは環境意識を高めるための取り組みを行い、地域住民との連携を図りながら事業を展開しています。その結果として、持続可能な循環型社会の構築に向けた貢献が認められました。受賞式は2024年12月13日、バンコクで行われる予定です。
今後の展望
TNSは、今回の受賞を契機にさらなる社会貢献活動を推進する意向を示しています。また、持続可能な社会の実現に向けた努力を続け、今後も毎年行われる審査において継続的な受賞を目指していくとのことです。
日鉄エンジニアリンググループは、社会やステークホルダーから信頼される企業であるために、その事業運営においても透明性を持ち、地域社会と環境への貢献を強化していくと述べています。TNSの受賞は、その信頼性と企業責任の履行が評価された結果と言えるでしょう。
このような取り組みが広がることで、企業が地域社会とともに成長し、持続可能な発展を実現するための基盤が整うことが期待されます。今後のTNSの動向にも注目です。