Cellid株式会社(セリッド)は、ARグラス用のディスプレイと空間認識エンジンの開発企業です。株式会社の本社は東京都に位置しており、次世代デバイスの分野で革新を目指しています。2023年11月1日、同社は新たに最高事業開発責任者(CBDO)として柿島英和氏を迎え入れることを発表しました。この人事は、Cellidにとって事業開発を強化し、市場での競争力を高めるための重要なステップとされています。
柿島氏は、2012年にアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)ジャパンに入社し、エンタープライズ向けの営業組織で数々の実績を残しました。彼はその後、ソラコム にて営業組織の拡大と成長の責任を担い、2021年からはアメリカのドローン企業スカイディオで日本法人の代表を務めていました。このような豊富な経験を活かして、Cellidでのさらなる事業の発展に貢献することが期待されています。
Cellidの新CBDO、柿島氏は就任にあたり、「日本が誇る素材・光学・超微細加工技術を活かし、ARグラスの分野で世界市場に挑戦することの可能性を感じている」と述べました。特に、独自の光学技術とソフトウェアを用いて、Cellidの製品をグローバルスタンダードとして押し上げることを目指しています。また、日本発のイノベーションが世界的に影響力を持つために全力を尽くすと誓いました。
Cellidが追求するARグラスは、最先端の光学シースルーディスプレイ方式によるもので、薄型で軽量にもかかわらず、鮮明な画像を提供します。その性能は一般的なメガネレンズと同等でありながら、広視野角を実現しています。さらに、Cellidは空間認識ソフトウェア技術「SLAM」を駆使し、様々な産業向けに特化したソリューションを開発・提供しています。
この融合によって実現されるのは、現実世界とデジタル世界のさらなる近接です。この取組みを通じて、Cellidは「Blending the Physical and Digital Worlds」というビジョンを掲げ、人々にとってより便利で身近な情報ツールの発展をリードし続ける意気込みです。
Embarking on a new journey with a fresh perspective, Cellid and its newly appointed CBDO, Mr. Kakijima, aim to revolutionize the AR landscape, bolstered by innovative technology and strategic know-how.彼らの挑戦は、ARの可能性を広げ、業界でのリーダーシップを確立するための重要な一歩となるでしょう。世界が注目するこの動きは、すでに彼らの業界内外での評判が広がりつつあります。Cellidの未来に注目が集まります。