東京ガスがNotionとAIで業務効率化を推進！新展開の全貌

東京ガスがNotionとAIを活用した業務効率化

東京ガス株式会社は、Notion Labs Japanと協力し、コラボレーションツールNotionとそのAI機能を活用した新たな取り組みを発表しました。この取り組みは、特にエンタープライズプランの利用を広げることに焦点を当てています。

1. Notionの導入背景

東京ガスではこれまで、一部の部署でNotionを使用してきましたが、情報共有や業務の効率を向上させるため、さらに大規模な展開を決定しました。特に注目されるのは、Notion AIの導入による情報の集約と検索性の向上です。これにより、業務効率化はもちろん、透明性の向上も期待されています。実際、これまでの業務プロセスにおいて、Notionを用いることで情報の整理や意思決定のスピードが格段に向上したことが実証されています。

2. 内製開発チームの取り組み

リビング戦略部の約50名の内製開発チームは、2021年にNotionを導入しました。当初は、ファイルサーバーやExcelを用いた情報共有の非効率を解消するために始まったものですが、現在ではオンボーディングの資料や業務マニュアル、プロジェクトバックログの管理など幅広い用途で活用されています。

この取り組みにより、チーム内での情報整理と共有のシステムが確立され、各メンバーが必要な情報をすぐに見つけられる環境が整いました。

3. Notion AIの導入効果

Notion AIの導入によって、情報を迅速に検索することが可能になり、利用者一人あたり年間で20時間以上の時間削減が見込まれるようになりました。特に業務マニュアルやプロジェクトの情報を横断的に検索できる点が大きな利点です。結果として、タスクの進捗管理や業務の更新がスムーズになり、Notionが無ければ仕事が進まないという声も多く聞かれるようになりました。

4. 今後の展望

東京ガスは今後もNotion社のカスタマーサポートを活用し、全社的に情報共有を強化していく方針です。各部署での活用を進めることで、業務の透明性をさらに高め、効率的なプロセスを実現することを目指しています。また、リビング戦略部の及川氏は、必要な情報が即座に手に入る環境が整ったことで、業務の効率性が向上していると述べています。