サイバーセキュリティ強化提携
2023-08-18 10:00:03

ディーネットとペンタセキュリティが提携しサイバーセキュリティ強化へ

ディーネットとペンタセキュリティの提携



近年、日本社会はデジタルトランスフォーメーション(DX)を急速に進めています。その中でもクラウド化は重要な流れで、多くの企業がシステムをクラウド環境へ移行する動きが加速しています。特に、Amazonが提供するAWS(Amazon Web Services)は、グローバルなクラウドインフラ市場で32%という圧倒的なシェアを持つサービスです。

ディーネットは、AWS環境の導入と運用保守サービスを提供しており、この数年で企業のサイバーセキュリティ意識も高まってきました。それに伴い、AWS WAFの需要が増加しています。AWS WAF向けには多様なマネージドルールが公開されていますが、運用においては誤検知や特有の脆弱性への対応が難しいという課題が存在します。

このような課題に対処するため、ディーネットはペンタセキュリティと提携し、Cloudbric WMSという運用サービスを導入することを決定しました。Cloudbric WMSは、AWS WAFに特化した運用サービスで、攻撃検出エンジンを備え、新規脆弱性や誤検知問題に対応します。

Cloudbric WMSの特徴



Cloudbric WMSは、日本、韓国、米国で特許を取得した技術に基づいており、いわばサイバーセキュリティの切り札です。このシステムは、適切なルールの作成とその反映、運用サイクルの管理を一手に引き受け、企業に高度なセキュリティレベルを提供します。

24時間365日のモニタリングとサポート体制も整っており、専門知識やリソースの不足を克服できるため、中小企業を含めた様々な企業が導入しやすいサービスです。これにより、サイバー攻撃からの防御が一層強化され、企業は本業に専念できる環境が整います。

ディーネットの理念と歴史



ディーネットは、1999年の創業以来、AWSを含むパブリッククラウドの導入と運用を中心に、ホスティングやシステム開発、WEB制作といった幅広いサービスを展開してきました。その基本方針は「お客様の本業に専念いただくためにミドルウェアまで対応する」というもので、24時間365日体制での安定運用を支援しています。このように、変化する時代のニーズに応じて柔軟にサービス提供方式を進化させてきました。

ペンタセキュリティの実績



ペンタセキュリティシステムズは、韓国を代表する情報セキュリティ企業であり、データ暗号化ソリューションやクラウド型セキュリティプラットフォームを提供しています。日本及び114カ国で展開し、技術力が高く、さまざまな特許を所有しています。そのため、製品の信頼性や効果も高く、特にIoTセキュリティやブロックチェーンの分野でも進展を見せています。

今後の展望



今回のディーネットとペンタセキュリティの提携により、両社は企業のサイバーセキュリティ対策を一層強化し、より多くの企業が安心してデジタル環境を利用できるよう努めていきます。サイバーセキュリティは今や企業活動の根幹を支える重要な要素です。この提携が、さらなる安全性の向上につながることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ディーネット
住所
大阪府大阪市中央区北浜2-6-11北浜エクセルビル5F
電話番号
06-6231-8887

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