AI契約書レビュー機能導入!中小企業の法務をサポートする新サービス
株式会社リセが、AIによる契約書レビュー支援ツール「LeCHECK」を株式会社エフアンドエムに提供することを発表しました。このサービスは、エフアンドエムの「エフアンドエムクラブ」に所属する中小企業向けに2024年10月23日から提供が開始されます。これにより、中小企業の法務業務の負担が大いに軽減されることが期待されています。
「LeCHECK」とは?
「LeCHECK」は、30名以上の専門弁護士が監修したAIを搭載した契約書レビュー支援ツールです。このシステムは契約書を自動で分析し、ユーザーがリスクとして理解すべき箇所を解説する機能を持っています。また、修正が必要な条文も明示し、わかりやすい文言で提示するため、法務の専門知識がない事務担当者でも効率的に契約書を確認できるようになります。これにより、契約書のレビューにかかる時間と労力が大幅に削減されること請け合いです。
中小企業のニーズに応えた新機能
エフアンドエムクラブは、38,000社以上の中小企業に向けて、バックオフィスサポートを提供してきました。中小企業では、しばしば契約書レビューを行う際に専任の法務担当者がいない場合が多く、業務負担が大きいという課題が存在しました。そのため、会員企業からは「手軽に契約書レビューができるサービスが欲しい」という要望が多く寄せられていましたが、これまで法律知識が必要なためにその要望に応えることが難しい状況でした。
「LeCHECK」の導入により、このような要望に応え、エフアンドエムクラブの会員企業は契約書AIレビュー機能をスムーズに利用できるようになります。サービスの手順は簡単で、契約書の文書ファイルを専用サイトにアップロードするだけ。AIが瞬時に契約書を分析し、必要な情報を提供します。
ユーザーに優しいシステム設計
具体的な利用方法は、まず契約書の文書ファイルをエフアンドエムクラブの専用サイトにアップロードします。この後、「LeCHECK」が自動的に契約書を分析し、リスクのある箇所について詳しい解説と修正案を提示します。この機能により、企業は迅速に問題を把握でき、必要な修正を施すことが可能となります。
エフアンドエムクラブの強み
エフアンドエムクラブでは、バックオフィス支援に加え、資金繰り対策や人事・労務・財務に関する情報を提供しています。現在、11,912社の中小企業がこのプログラムを活用しており、その支援内容は非常に多岐にわたります。特に、人材採用や育成に関するサポートは、企業の労働生産性を向上させるための重要な要素です。
この新たなAI契約書レビュー機能を通じて、法律面でのサポートの質を向上させ、中小企業がより効率的に業務を運営できるようになることに期待が高まります。
お問い合わせ先
本サービスに関しての詳細は、株式会社エフアンドエムの中小企業コンサルティング事業本部までご連絡ください。
この新サービスは、中小企業において法務業務の効率化を進め、より安定した経営基盤を築く手助けとなることでしょう。