経理業務の未来を切り開く！デジタルBPOサービスが登場

経理業務の未来を変えるデジタルBPOサービスの開始

2025年4月1日、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社、そしてファーストアカウンティング株式会社の3社が共同で提供する新たな経理業務のデジタルBPOサービスが始まります。このサービスは、経理部門の変革を目指し、業務の効率化や生産性向上、人員配置の最適化を実現するためのものです。

デジタルBPOサービスの背景

経理部門はデジタル化の波が進む中、多くの企業で業務の属人化や繁閑差への対応が課題となっています。このような背景から、ただの事務処理にとどまらず経営戦略へと関与する「戦略経理」への転換が求められています。そこで、3社は、能動的に経理業務を改革し、戦略的に支援するスキームを確立しようとしています。

サービスの概要

本サービスでは、パーソルビジネスプロセスデザインの強みである業務プロセスの設計・最適化、パーソルWSCの課題分析に基づくコンサルティング、そしてファーストアカウンティングの経理特化型AI「Robota」を組み合わせて、ワンストップで提供します。これにより企業は、経理部門の業務効率化、より高い生産性の実現、さらには人員配置の最適化へと繋がることが期待されます。

各社の提供するサービスには以下のようなものがあります：

- 業務プロセスの確認
- 適用プロセスパターンの判定
- DXツールによる自動化
- 中核業務の運営
- 定期的な業務モニタリングと改善

この新たなデジタルBPOサービスの導入は、企業が抱える労働力不足の問題を解消に向けた大きな一歩となるでしょう。3社はさらに、ウェビナーやユーザー交流会などを通じて、サービスの認知度を向上させ、多くの企業への導入拡大を目指しています。

各社の役割について

パーソルビジネスプロセスデザイン

執行役員の軽井氏は、業務プロセスの最適化やBPO運用の支援を強化し、顧客企業の成功に貢献できると確信しています。このアプローチにより、企業の経理部門の業務が従来のBPOから、より高度な付加価値プロセスへと進化します。

パーソルワークスイッチコンサルティング

代表取締役の小野氏は、経理業務の現状とトレンドに合わせた変革を強調し、その達成には業務の効率化と生産性の向上が不可欠であると語ります。また、DX化と人材の戦略的なアップデートを進めることで、現場の課題解決に向かうとしています。

ファーストアカウンティング

森氏が中心となり、AI技術を利用した経理業務の効率化を進めていきます。特に、人的資源の不足に対して、デジタルBPOを通じて高品質な業務を提供できる手法としての重要性を訴えています。

結論

この新たなデジタルBPOサービスは、経理業務の在り方を変革し、企業がより戦略的な経営判断を可能にするソリューションです。デジタル技術の導入により、経理部門が持つべき「戦略経理」への移行が強く求められる中、3社の協業はその実現に向けた鍵となるでしょう。今後、経理専門のAI技術とコンサルティングが融合することで、経理部門が企業への貢献度を高めることに期待が寄せられています。