ファンの力が生み出す新たな出版体験「みんなの本棚」プロジェクト始動

新たな出版プロジェクト「みんなの本棚」始動

株式会社ワンモアとカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）が共同で、「みんなの本棚」という新しい出版プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、クラウドファンディングの力を利用して、多様な出版物を全国の読者に届けることを目的としています。

クラウドファンディングの背景

日本では、年間に約7万点の新刊書籍や雑誌が発行されていますが、書店数は徐々に減少しています。この状況では、特に中小の出版社が制作する専門的な出版物を多くの読者に届けることが困難になっています。これを解決するため、ワンモアとCCCはファンの熱意を原動力にし、新しい形態の出版を目指すことにしました。

「みんなの本棚」プロジェクトの内容

このプロジェクトを通じて、さまざまなジャンルの出版物を展開し、蔦屋書店やTSUTAYAでのPR活動やイベントを行うことで、多くの人にコンテンツの魅力を届ける取り組みが計画されています。特に、ファンからの支援を得る見返りとして、様々な特典が用意されており、支援者は季節ごとのイベント情報や新刊の先行情報を受け取ることができます。また、プロジェクトの第一弾として、2024年10月9日から11月10日まで、HIPHOPに特化した「BLUEPRINT™ POP-UP TOUR」のクラウドファンディングが実施されます。

BLUEPRINT POP-UP TOURの詳細

「BLUEPRINT™ POP-UP TOUR」は、HIPHOP文化を紹介するマガジン「BLUEPRINT THE MAGAZINE」を刊行する「BLUEPRINT™」が中心となっています。このプロジェクトでは、集まった支援金額に応じて全国の蔦屋書店やTSUTAYAでリアルなPOP-UPイベントが実施される予定です。例えば、支援金が100万円に達した場合、六本木蔦屋書店とTSUTAYA EBISUBASHIでのイベント開催が決定します。

プロジェクトの各段階で定められた金額目標が達成されるごとに、開催店舗数が増えるため、より多くの人々にHIPHOPの魅力を直接体感してもらえる機会が増えます。また、支援者向けには、限定ポスターやマガジン、アパレル商品など、多彩なリターンが用意されています。

文化の多様性を促進する取り組み

ワンモアとCCCは、「みんなの本棚」を通じて、優れた出版物を幅広い読者に提供し、文化の多様性を促進することを目指しています。書店を活用することで、多くの人が新たな出版物に触れる機会を増やし、興味や知識を広めることに寄与したいとしています。

お問い合わせ先

本プロジェクトに関するお問い合わせは、株式会社ワンモアの広報（佐川）またはカルチュア・コンビニエンス・クラブの広報室にて受け付けています。興味のある方はぜひお問い合わせください。

今後も「みんなの本棚」プロジェクトの活躍に注目が集まります。この新しい形の出版への挑戦が、多くの人々に支持されることを願っています。