グリーンメチルが栄養療法外来の新サービスを開始 - 医療機関の収益化を支援

新しい医療の形を模索する

株式会社グリーンメチルが「栄養療法外来ローンチ・プログラム」のベータ版をリリースしました。この新しい支援プログラムは、自由診療や予防医療を対象にした栄養療法外来の構築を手助けするものです。専門的な知識や運用システム、教育プログラム、さらにはマーケティングサポートまでを統合し、全国で再現性の高い外来モデルの普及を目指します。

栄養療法とは？

近年、慢性の疲労や認知症、不安感など、さまざまな健康問題に対する従来の治療法だけでは不十分だという認識が広がっています。このことを背景に、分子栄養学や機能性医学が注目されています。特に、新型コロナウイルス感染症の影響で、免疫力を高めることが健康管理の鍵として広く認識されるようになったことも一因と言えるでしょう。

厚生労働省やWHOも、適切な栄養摂取が免疫機能にとって不可欠であると強調しています。自由診療の領域では、患者一人ひとりに合わせた栄養療法が急速に普及しつつあり、多くの医療機関がこの分野への進出を検討しています。

課題は多い

しかし、栄養療法外来を立ち上げる際には多くの課題が存在します。スタッフの教育には時間とコストがかかり、また診療内容が医師の知識に依存するため、運営が属人的になりがちです。それに加え、高度な専門性から患者に対する説明が難しく、集客や収益化の見通しが立ちにくいという課題も抱えています。

このため、「やりたいけれど出来ない」または「始めたがうまくいかない」と感じる医療機関が少なくありません。

グリーンメチルの提案

そこで登場したのが、グリーンメチルの「栄養療法外来ローンチ・プログラム」です。このパッケージは、栄養療法外来の立ち上げを6つの体系的ステップでサポートします。医療業界に精通したプロフェッショナルが伴走し、戦略から実行までを一手に担います。

以下は、プログラムの主なステップです：
1. GOAL設定・戦略構築: 契約から1ヶ月以内に理想のGOALを設定し、成功の道筋を計画。
2. 導入設定: 1〜1.5ヶ月の間に運用基盤を整備。
3. 操作説明: 1〜3ヶ月でシステム操作を学ぶ。
4. スタッフ教育: 1〜3ヶ月間で必要な知識とスキルを習得。
5. コンテンツ制作: 集患用のコンテンツを制作し、患者とのコミュニケーションを強化。
6. トライアル及び運用開始: 3〜6ヶ月で本格運用に移行。

このプログラムにより、医師は外来の設立にかかる時間を短縮し、より多くの患者に対応するためのリソースを確保することができます。また、費用対効果の高い医療を実現するために、収益計画や価格設定の支援も行われます。