株式会社Relicが静岡県のインバウンド課題解決に挑む
2025年7月、株式会社Relicが静岡県の「インバウンド課題解決プロジェクト」の運営事業者に選ばれました。このプロジェクトの目的は、静岡県内の観光地が抱えるインバウンド観光の課題を、革新的なアイデアを持つ全国のスタートアップ企業とともに解決することです。
インバウンド課題解決プロジェクトの概要
このプロジェクトは、地域振興に必要な新しい視点と多様なリソースを活用することを目指します。静岡県内の自治体が持つ様々な課題を洗い出し、それに対するソリューションを提案するスタートアップとのマッチングを促進します。これにより、観光地域の魅力を高め、訪れた観光客に喜んでもらえる体験を提供することを目指しています。
説明会の開催
Relicは、このプロジェクトの運営開始にあたり、全国で2回の説明会を実施します。1つ目は東京都のTokyo Innovation Baseで、2つ目は静岡県のレイアップ御幸町ビルです。これらの説明会では、プロジェクトの概要説明や自治体特有の課題についてのリバースピッチ、さらに個別相談会が行われる予定です。興味のある企業や関係者は、事前に申し込みを行うことで参加することが可能です。
Relicの強みと取り組み
株式会社Relicは、東京を拠点として新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」です。これまでも数多くの事業開発に携わってきた実績があり、特に新規事業開発に特化したプラットフォームの提供が知られています。Relicは「オープンイノベーション事業」や「新規事業開発支援事業」など、多様なビジネスモデルを展開しています。
最近では地方創生に注力し、静岡県には2023年に拠点を設立しました。これにより、地域経済の成長と新たな価値の創造に寄与すべく、株式会社Relicホールディングスと連携して宇宙ビジネスにも取り組んでいます。クライアントと自治体のニーズに応えるため、地域の特性を活かしたプロジェクトを積極的に推進しています。
大西部長のコメント
プロジェクトの主導者である大西圭佑氏は、採択の意義について、「新たな挑戦として、地域課題の解決に努めていく」とコメントしています。このプロジェクトを通じて、静岡県のインバウンド観光の発展に寄与するため、さまざまなパートナーと連携し、持続可能な観光地づくりを目指すとしています。
参加者募集
関心のあるスタートアップや企業は是非説明会に参加し、具体的な課題解決のアイデアを共有し合う機会を活用してください。静岡県のインバウンド観光の未来は、このプロジェクトにかかっています。今後の展開にぜひご期待ください。
今回の取り組みが地域にとって大きなインパクトを与え、訪れる観光客にとってもより良い体験を提供できることを期待しています。Relicが静岡県でどのような革新を起こすのか、今後の進展に注目です。