神戸の異人館が生んだ、起業家の初著書
兵庫県神戸市の「北野異人館」をリブランディングしたことで知られる起業家、山本宝が初めての著書を2024年9月11日に出版します。「夢を叶える!起業のノート ラフ描きで始まる、がんばりすぎないビジネスの作り方」というタイトルの本書は、起業や地域貢献を目指す人々に向けた実践的なビジネス指南書です。
生の経験を活かした実用的なアドバイス
本書では、著者の起業経験をもとに、具体的な手法と実例を通じて読者を刺激します。例えば、起業は不安が伴うものですが、「夢を実現したい」と思う人のために、具体的なステップを示しています。特に「ラフ描き」という手法は、アイデアを視覚化する重要な方法であり、これにより実際に行動に移す力を引き出します。
夢を描くための第一歩
多くの人が、「今の仕事に満足していない」「叶えたい夢があるのにその一歩が踏み出せない」と感じています。それを解決するためには、何よりも「行動に移すこと」が必要です。本書では、実践しやすい「ラフ描き」を通じて、未来を描くことの大切さを教えてくれます。
成功事例:北野異人館の再生
特に注目すべきは、「北野異人館」のリブランディングの成功事例です。かつては空き家状態だった異人館を、アフタヌーンティーやコワーキングスペースとして生まれ変わらせる過程が詳しく紹介されています。2022年には新たに「北野メディウム邸」としてオープンし、現在では多くの来場者を集めています。月間400名の来場者の中には、全国から訪れる女性たちが含まれています。
夢が現実になるストーリー
山本さんは、事業を展開する過程で「こんなことが実現できたら」とイメージし、それを紙に描くことから始めました。理想を視覚化し、その後具体的な計画を立てることで、思い描いた未来を実現したのです。このアプローチが、彼を成功へと導いた重要な要素であることは間違いありません。
書籍の構成と内容
本書は以下の章立てで構成されています:
- - 第1章 自分を知る〜ラフに未来を思い描く〜
- - 第2章 環境を整える〜人、物、仕事の断捨離〜
- - 第3章 企画を形にする〜ラフ描きを実践する〜
- - 第4章 小さな一歩を踏み出す〜やってみて微調整する〜
- - 第5章 事業を大きくする〜北野メディウム邸の挑戦〜
- - 第6章 山本宝の「がんばりすぎない」ラフ思考マインド
このように、夢を実現するための具体的な手法や考え方が、非常にわかりやすく解説されています。
著者プロフィール
山本宝は、神戸市生まれの社会起業家。関西学院大学を卒業後、人材紹介業を経て、2016年に自らのブランド「ROUGH LABO」を開始。文化遺産の活用と地域貢献をビジョンに掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。特に神戸の文化をプロデュースすることで、地域の魅力を再発見する活動を行っています。
結論
「夢を叶える!起業のノート」は、誰もが夢を実現できる可能性を秘めていることを教えています。この本を手に取ることで、あなたも一歩を踏み出す勇気が得られるかもしれません。ぜひ手に取って、具体的なビジネスの道を見つける参考にしてみてください。