会計業務革命!新システム「ワークストリームクラウド」
株式会社TKCは、会計事務所向けの新しい稟議・申請・承認システム「ワークストリームクラウド」を、2023年12月24日から提供することを発表しました。このシステムは、紙やメール、チャットを介して行われている稟議や申請手続きの煩雑さを軽減し、業務フローをノーコードで構築できるという特長があります。さまざまな申請書の準備や作成に多くの時間を費やす会計事務所の悩みを解決するためにデザインされたこのシステムは、今後の業務効率化に欠かせない存在となるでしょう。
「ワークストリームクラウド」の特長
1. 業務フローのデジタル化
「ワークストリームクラウド」を利用することで、会計事務所内の申請業務をデジタル化し、確認や対応の漏れを防ぐことが可能です。通常、稟議や承認手続きは紙やメールで行われるため、手続きがバラバラになることが多く、ミスが発生する原因にもなっています。このシステムの導入によって、一元的に管理しながら効率よく業務を進めることができるようになります。
2. クラウド型の利便性
このシステムはクラウド型なので、パソコンやスマホからいつでもどこでも管理業務が可能です。これにより、「事務所にいないと手続きができない」といった状況を根本から改善し、迅速な対応が求められる業務において大きな利点をもたらすでしょう。
3. 効率的な業務管理
ワークストリームクラウドは、申請データを一元管理し、必要な情報をすぐに検索・集計できます。この機能により、会計事務所の業務管理は大幅に効率化され、特に所長や職員の待ち時間を削減することが期待されています。
具体的な申請書類の例
システム内には様々な申請書のサンプルが用意されており、直ちに業務に活用できます。以下は主な申請書類の一部です。
- 有給休暇申請書
- 残業申請書
- 職員の住所変更届
- 事務所貸与PC持ち出し申請書
- 所内報告書
- 顧問料変更依頼書
- 解約理由書
これらの書類を用途に応じて迅速に作成・利用できます。新しいシステムの導入により、事務所内の業務効率が更に向上することが期待されています。
TKCの今後の展望
今後、TKCは「ワークストリームクラウド」を通じて会計事務所のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進し、その生産性を高める取り組みを続けていく方針です。新システムの展開によって、業務改善の機会が広がり、より多様化するニーズに応じたサービスの提供に繋がるでしょう。
まとめ
「ワークストリームクラウド」は、簡便に利用開始できるノーコードのシステムであり、会計事務所の稟議・申請・承認業務を新たに効率化するためのツールです。TKCが目指すのは、業務のデジタル化による生産性の向上であり、これに伴い会計事務所が直面している問題を一挙に解決する期待がかかっています。