AIと人的資本が描く未来社会の姿を探るイベントが大阪で開催

2025年7月15日と16日の二日間、大阪のウェスティンホテルで、招待制の体験型サミット「ミキワメユニバーシティプレミアムサミット」が開催されました。このサミットは、株式会社リーディングマークが主催し、「AIと人的資本で未来社会をデザインする」というテーマのもと、様々な企業の代表者たちが集まりました。

サミットの背景と目的

現代の企業が直面する課題は多岐にわたりますが、中でも人的資本の管理とAIの活用は非常に重要です。リーディングマークの代表、飯田悠司氏は *「人的資本とAIの融合が、企業や個人の成長にどのように貢献できるかを探ることが目的だ」と語っていました。このイベントでは、147社から219名の参加者が集まり、特に人事関連の役職者や経営者が多く出席しました。

参加者の中には、従業員数が1000名を超える大企業からも多数の代表者が参加しており、AIと人的資本の可能性についての討論は非常に意義深いものでした。参加者からは「普段は出会えない方との貴重な機会を得られた」「話がとても刺激的で面白かった」といった高い評価が寄せられました。

様々なプログラムの実施

サミットでは、AIと人的資本の関連についてのトークディスカッションやゼミが行われ、企業間の成功事例を共有する場が設けられました。多くの参加者が AIを活用した取り組みに関する具体的なケーススタディを通じて、現在の組織に即した課題を解決する糸口を見つけたと述べています。

「共通する組織の課題について、先進的な企業からの事例が役立った」との声もありました。特に、AIを用いていかに人材管理が効率化されるかが強調されました。

PersonalityTechとAIの融合

新たに紹介されたのが、ミキワメ社が提供するPersonalityTechとAIを融合した体験コンテンツです。この技術は、個々の性格を可視化し、成長に繋がるフィードバックを提供します。従来のプログラムでは得られなかった深い洞察を参加者に与えることができ、AIを用いることで日常的な業務に学びを定着させる新たな可能性を示しました。

AIと共存する社会における役割についても議論が交わされ、「人間とは何かということを考えるきっかけになった」との意見もあり、多くの参加者が新しい視点を得ることができたようです。

今後の展望

日本は今後、深刻な労働力不足に直面します。企業は、新たな人材戦略を模索せざるを得ません。サミットで多くの企業が「辞めることができない人材を育てるために何が必要か」について議論しました。AIと人的資本を活用することで、各企業の持続的な成長を支える視点が共有されました。

リーディングマークは、「自己実現に溢れた世界をつくる」という理念に基づき、企業のビジョンを実現するために引き続き「人を中心にした技術開発」を続けていくとしています。