Squareが新たに7種のQR決済に対応
Squareは、2023年9月25日より7種類のQRコード決済に対応できる新機能を導入しました。この新しい取り組みは、加盟店が単一のQRコードを使用することで、国内の主要なQR決済「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「au PAY」「メルペイ」に加え、国際QR決済の「WeChat Pay」と「Alipay+」の両方にも対応できるというものです。これは、ほぼ全ての主要な決済方式にSquareを通じて対応可能であり、店舗の経営をより一元的に運営できるようになります。
QRコード決済の拡充でスピードアップ
最近の調査によると、QRコード決済の取扱高は2019年から2023年の間におよそ1000%増加しています。一方で、従来のQRコード決済はそれぞれ独自のシステムを持っていたため、事業者にとっては対応が複雑で手間がかかっていました。この新技術を活用することで、Squareでは動的なQRコードを用いたシンプルな決済が可能になり、加盟店と顧客の双方にとって利便性が向上します。
加盟店がQRコード決済を選ぶと、Squareの顧客用画面に自動的にQRコードが表示され、顧客がスキャンすると金額が自動で決済アプリに入力される仕組みです。これにより、従来の決済にかかっていた時間を、顧客とのコミュニケーションやビジネスの他の側面にかけることができるようになります。
インバウンドへの対応
近年、日本は観光客で賑わいを見せており、インバウンド消費も回復しつつあります。このため、海外旅行者向けの決済手段を提供することが加盟店にとっての競争優位につながります。最新のアップデートにより、Squareの加盟店は国内主要5大QR決済に加え、国際的なQR決済であるWeChat PayとAlipay+の両方を受け付けることが可能になり、訪日旅行者に対してスムーズな決済サービスを提供できます。
実際の声
試験運用に参加したCIRTY CAFE(東京都渋谷区)のマネージャー磯井氏は、新機能について「お会計金額が自動的に表示されるため、金額のミスがなくなり、ハッキリと確認できるので安心です」と述べており、新機能の導入によるスピード感が顧客にとっても喜ばれる点だとコメントしています。
強力なエコシステムの利点
QRコード決済の導入は複雑な手続きが伴うことが多いですが、Squareはこの問題を解決し、加盟店に主要なクレジットカードや電子マネー、QRコード決済を一元的に受け付けられるシステムを提供しています。Squareのエコシステムにアクセスすることで、加盟店は豊富な機能を活用でき、効率的なビジネス運営が可能になります。
迅速な入金手続き
Squareを活用する大きなメリットの一つは、入金のスピードです。QRコード決済経由の売上も、他の決済手段と同様に、最短で翌営業日には指定の銀行口座に振り込まれ、追加の手数料は一切かかりません。さらに、取引手数料も3.25%と透明で、長期契約や隠れた費用はありません。これにより、加盟店は安心してビジネスを運営できるので、積極的にSquareの活用を検討してみる価値があります。
Squareは、商取引に必要なツールを揃え、誰もが手軽に販売や決済を始められる環境を整えています。さらに、さまざまな業種に特化したソフトウェアを提供しており、各事業者が時間を有効に活用できるようなシステムを構築しています。詳しくは、
Squareの公式サイトを参照してください。