企業向けAI翻訳『CoeFont通訳』の進化
ハイライト
日本発のAI翻訳サービス「CoeFont通訳」が、2025年10月7日よりデスクトップアプリをアップデートし、多機能化が進みます。特に注目されるのが、ユーザーが以前のバージョンでは対応していなかったファイルを直接アップロードできるようになった点です。これにより、プレゼン資料や議事録、従業員データなどの内部資料をAIが学習し、より精度の高い通訳を提供することが可能となります。
アップデートの詳細
新しい機能には以下のポイントが含まれています:
1.
ファイルアップロード機能の追加: Word、PDF、PowerPoint、動画など、さまざまなフォーマットがアップロード可能に。
2.
専門用語の理解: 企業特有の用語やデータベースを学習し、通訳に反映することで、スムーズな会話が可能に。
3.
マルチデバイス対応: デスクトップでもiOSでも同様の体験ができ、外出先でもリアルタイムな通訳が受けられます。
多言語対応の拡大
「CoeFont通訳」は、これまでの英語に加え、今後は中国語、フランス語、スペイン語などもサポートする計画です。この多言語対応の拡充により、教育やビジネス、観光といったさまざまな利用シーンでの活躍が期待されます。
速さと精度の向上
通訳のスピードも大きく改善され、発話から通訳までのタイムラグが約1秒にまで短縮されました。これは、プロ通訳のパフォーマンスと同等の速さで、会話の流れを阻害しません。
代表取締役のコメント
株式会社CoeFontの代表取締役である早川尚吾氏は、「今回のアップデートによって、『CoeFont通訳』が『会社の事情を理解するAI通訳』へと変化しました。AIの学習を通じて、より精度の高い関係性をもたらすことが可能になったと自負しています。」とコメントしています。
今後の展望
今後の展開としては、新たな多言語の追加や法人向けカスタマイズ機能をさらに強化し、誰もが安心して使用できる通訳体験の提供を目指しています。
CoeFontとは
『CoeFont』は、AIを駆使した音声プラットフォームで、テキストをリアルな音声に変換する技術を持っています。この統合的なプラットフォームは、オーディオブックやトレーニングビデオを含む多様な音声ニーズに対応し、言語の壁を越えた円滑なコミュニケーションを実現しています。
会社概要
株式会社CoeFontは2020年に設立された企業で、AI音声技術の開発に特化しています。幅広いニーズに応える高性能なプラットフォームを目指し、倫理的かつ包括的なAIの展開を進めています。
詳しい情報は
CoeFontの公式サイトをご覧ください。