陶彩画新作展が大阪と東京にて開催
有限会社草場一壽工房が、来る11月と12月にそれぞれ大阪と東京で新作陶彩画展を開催いたします。この展覧会では、令和のアートシーンを彩る、草場一壽による陶彩画の新作を公開。作品は、佐賀県の伝統的な有田焼の技術を駆使し、焼き物の枠を超えた唯一無二の芸術作品として展覧されます。
陶彩画とは
陶彩画とは、有田焼技術を基にした草場一壽独自のアート形式で、色の変化が視覚的に楽しめることが特徴です。多層の釉薬を重ね、最大15回窯に入れることで実現する鮮やかな色彩は、他の作品にはない圧倒的な美しさを放ちます。見る角度によって変わる色合いや、深い青色の背景は、鑑賞者の心を引き込む魅力を秘めています。
大阪と東京の開催概要
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日程: 2024年11月9日~11月17日
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時間: 10:30~18:00(最終日は17:00まで)
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入場料: 無料
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会場: Imagine & Design
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住所: 大阪市中央区南船場2-6-12
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日程: 2024年12月1日~12月8日
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時間: 10:00~18:00
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入場料: 無料
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会場: 6142
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住所: 東京都渋谷区神宮前6-14-2
この展覧会では、宇宙の広がりをテーマにした「銀河シリーズ」や、女性的な四天王を描いた「四天王シリーズ」を展示。新作は、作品群が生命の輝きや本当の豊かさをテーマに制作され、来場者たちに深い感動を与えます。
新作の紹介
銀河シリーズ
「銀河の夢」と「銀河の扉」の二点は、宇宙を自由に飛翔する龍と鳳凰を描いています。龍は無限の可能性を象徴し、鳳凰は物質と精神の調和を表しています。この作品は、見る人に「ありのままの自分でありながらも宇宙と響き合う自由」を感じさせ、鑑賞者の心に深く響くことでしょう。
四天王シリーズ
伝統的に男性像で表現される四天王が、草場の作品ではあえて女性神として描かれています。「真の強さ」や「調和」をテーマに、彼女たちは周囲とのつながりや愛情を表現。精密な絵付けにより、光の角度によって変化する姿には、時に威厳を、時に慈悲深さを漂わせ、見る者に新たな視点を提供します。
見所と魅力
会場では、草場一壽の他の代表作も展示され、関連グッズの販売も行われます。過去には、来場者数が10万人を超えることもあるほどの人気展。特に、宇宙的なテーマに基づく作品の美しさや、草場自身のメッセージが込められた新作は、一見の価値があります。
新作の制作過程や作家メッセージなど、詳しい情報は公式サイトからも確認できます。陶彩画の魅力を存分に体感できるこの展覧会を、ぜひお見逃しなく!
作家プロフィール
草場一壽は、1960年に佐賀県に生まれ、30年以上の時間をかけて陶彩画の技術を辿りつきました。彼の芸術は、色とりどりの表現豊かな焼き物の中に、深い哲学的なメッセージを込めることでも知られています。彼の作品を観ることで、私たちは「いのちの輝き」を改めて認識する機会が与えられます。
詳細については、公式ウェブサイトを是非ご覧ください。