特別展「鳥」
2025-12-18 14:36:27

大阪市立自然史博物館で開催される特別展「鳥」に注目!

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」



2026年3月14日から6月14日まで、大阪市立自然史博物館で特別展「鳥」が開催される。この展覧会では、最新のゲノム解析を活用した研究を基に、鳥類の多種多様な進化の歴史や生態系に光を当てる。全400点以上の標本が集結するこの圧巻の展示は、一般の来場者はもちろん、バードウォッチングが趣味の方にも楽しんでもらえる内容となっている。

鳥の魅力を発見


展示の目玉となるのは、国立科学博物館の現生鳥類研究者と古生物研究者が協力して構築した、さまざまな鳥類の標本だ。特に「絶滅した鳥」や「珍しい鳥」に焦点を当てた部分は、来場者にとって非常に興味深いものであり、忘れられない体験となるだろう。展示会場では、古今東西の様々な鳥を通じて、進化の過程や生態系の重要性が分かりやすく紹介される。

特別展の見どころ


本展は、さまざまな視点から鳥類を探求する場でもある。例えば、「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間であること」や、「北半球と南半球の鳥の系統が異なるにもかかわらずなぜ相似点が多いのか?」など、進化論的な視点からの解説が新たな驚きを提供してくれる。展示は分類学の「目」に基づいて巧妙にレイアウトされており、観覧者はゲノム解析に基づく最新の知見を楽しむことができる。

さらに、「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」といった5つの特集コーナーが設けられており、貴重な生態学的な情報が提供される。特に「フウチョウ」コーナーでは、名古屋展では展示されなかった羽の美しい12種の標本が集结するなど、貴重な機会となる。加えて、日本初公開の史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルも見ることができ、その巨大さには圧倒されること間違いなしだ。

鳥の保護について考える


特に注目すべきなのは、大阪展限定の「大阪湾岸、鳥たちの生活の場であり続けるために」というコーナーだ。このエリアでは、大阪湾が渡り鳥にとっての重要な中継地であることや、水鳥の貴重な繁殖地としての役割を解説することで、訪れる人々に環境保全の重要性を考えてもらう。本コーナーにおいては、実際の生態系を展示することで、観覧者が自らの環境にどれだけ配慮すべきかを考えさせるきっかけとなれば幸いである。

イラストと音声ガイドも楽しみ


特別展では、人気イラストレーターのぬまがさワタリによるイラストも展示されており、鳥の多彩な生態を視覚的に楽しめる。大阪展限定の解説パネルもあるため、親しみやすい形で独自の知見を深めることができる。また、音声ガイドはロケーションにマッチしたコンビであるレイザーラモンRGさんと高柳明音さんが担当し、彼らの楽しいトークを通じて、来場者に鳥類の魅力を丁寧に伝える。

開催詳細


  • - 開催日: 2026年3月14日(土)〜6月14日(日)
  • - 会場: 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
  • - 入場料: 大人1,800円、高大生1,500円、小中生700円(詳細は公式サイト参照)
この特別展は、家族全員が楽しめる内容となっており、鳥の世界への新たな扉を開く貴重な機会であります。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。


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会社情報

会社名
地方独立行政法人大阪市博物館機構
住所
大阪府大阪市中央区大手前4丁目1番32号大阪歴史博物館内
電話番号
06-6940-4330

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