プレイドがKARTEシリーズに新機能を追加
株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)は、同社が展開するCXプラットフォーム「KARTE」シリーズにおいて、エンタープライズ企業向けの新たな機能「リージョン固定プラン」と「監査ログ機能」の提供を開始しました。これにより、企業はより安全に顧客データを管理・活用し、高度なパーソナライゼーションを実現することができます。
リージョン固定プランの概要
「リージョン固定プラン」は、主に金融機関や公的機関を対象とし、データセキュリティとデータガバナンスを向上させるためのオプションプランです。このプランを導入することで、企業はKARTEシリーズのプロダクトにおけるデータの保管を日本国内で行えるようになり、エンタープライズグレードのセキュアなシステム連携を確保することができます。特に、決済機能を有するサービスを展開する企業にとって、データ管理の徹底は不可欠です。
詳細な情報については、プレイドのサポートサイト (https://support.karte.io/post/7evZBF47UKA2XDNS3GBLhW) をご覧ください。
監査ログ機能の導入背景
新たに導入された「監査ログ機能」は、KARTEを活用する企業が取り扱う個人情報などのデータソースに関する操作履歴を記録し、参照できる機能です。この機能では、操作が行われた日時、操作を行ったユーザー、操作内容が記録されるため、法令遵守や不正アクセスの早期発見が可能となります。これにより、企業は内部統制を強化し、セキュリティガバナンスを向上させることが期待されます。
監査ログ機能の詳細は、こちらのサポートサイト (https://support.karte.io/post/1YrYPhoLJI8z66ERiFtaN2) で確認できます。
顧客データの安全な管理
プレイドが提供する「リージョン固定プラン」と「監査ログ機能」の導入により、企業は個人情報を含む顧客データをこれまで以上に安心して管理し、活用することができます。特に金融機関など、厳格なデータ管理が求められる業界においては、セキュリティやコンプライアンスの要件を満たしつつ、KARTEを利用することで、リアルタイム解析に基づく深い顧客理解が得られます。
先行導入企業の声
「監査ログ機能」を先行導入した三菱UFJ銀行の畠山豊次氏は、不正アクセスに対するモニタリングの強化が必要とされる中、この機能のリリースによって不正アクセスの早期発見やトラブル時の原因特定が可能になり、より安心してKARTEを使用できるようになったとコメントされています。
プレイドについて
株式会社プレイドは、2015年にCXプラットフォーム「KARTE」の正式提供を開始し、顧客体験の向上を目指しています。「データによって人の価値を最大化する」というミッションのもと、1st Party Customer Dataのリアルタイム解析を活用し、顧客との良好な関係の構築に貢献しています。今後も新しいプロダクト開発に取り組み、企業の成長を支援していく方針です。詳しくは公式サイト (https://plaid.co.jp/) をご覧ください。