クロスコ株式会社が生成AI活用の新動画サービスを導入

クロスコ株式会社が2024年9月より、生成AI技術を利用した革新的な動画サービスを提供開始します。この新サービスには、大きく分けて二つの主な機能があります。ひとつは「AIダイジェスト動画作成サービス」で、これは長時間の動画内容から要点を抽出し、短時間のダイジェスト動画を制作する機能です。例えば、1時間の講演を5分程度の動画にまとめたり、30分のプレゼンテーションを3分に圧縮して再構成することが可能です。

このサービスの特長は、ユーザーが手軽に高品質なダイジェスト動画を作成できる点です。最近のトレンドでは、YouTubeなどの動画を要約するツールが多数リリースされていますが、多くはテキスト形式のものです。これに対して、クロスコのサービスはAIが動画を解析し、所望の尺で短縮した動画を納品するため、迅速かつ簡単にダイジェスト動画を利用することができます。視聴者にとっても、スピーディーに要点を把握できるため、価値のある機能と言えるでしょう。また、企業が内部で膨大な数の動画を保管する必要がある場合、このサービスを利用することで、動画の格納容量を削減できるメリットもあります。さらに、要約素材として、動画に加えて箇条書き形式のテキストをダウンロードすることも可能です。納期は最短で翌営業日、料金については発注本数によって異なるため、詳細はお問い合わせが必要です。

もうひとつの機能は「リアルタイムAI字幕機能」です。ライブ配信の際、視聴者に向けて演者のコメントをリアルタイムでテロップ表示するもので、これまで手動でテロップを入力する必要がありましたが、AIにより自動的に行うことが可能になりました。この機能によって、人件費の削減や、遅延も少なく、自然なタイミングで字幕を挿入できるため、よりスムーズな視聴体験を提供します。特に音声を聞けない環境での視聴ニーズにも応える形になっています。また、クロスコが行うチューニングにより、利用頻度が増すことで字幕の精度も向上していく見込みです。初めてのトライアル期間においては、この機能を無償で提供し、利用者がその効果を実感できるよう配慮がされています。

クロスコ株式会社は1984年に設立され、広告やテレビ業界向けに映像技術サービスを提供してきた企業です。映像を通じたコミュニケーションの最大化を目指し、さまざまな事業課題に寄り添いながら映像や動画の活用を提案しています。さらに、これからの社会におけるデザイン力や共感力を重視し、常に新しいコミュニケーションの形を追求し続けています。

興味がある方は、クロスコの【お問い合わせ】フォームから更なる情報を得ることができます。クロスコ株式会社は、今後も革新的なサービスを通じて、視聴者と発信者の新しい繋がりを生み出していくことが期待されています。