栗好き必見！たねやの栗名月や新作和菓子が秋に登場

秋が深まる10月に、栗好きにはたまらない和菓子が揃う季節がやってきます。特に注目なのが、滋賀県の老舗和菓子店「たねや」で販売される限定商品、栗名月です。この商品は、10月15日のみに販売される特別な歳時菓子であり、毎年この時期に合わせて販売されています。この日は旧暦の9月15日、十三夜と呼ばれ、月を愛でる代表的な行事の一つです。たねやでは、この日に収穫される栗をお月見の際に供える伝統に基づいて、美味しい和菓子を提供しています。

栗名月は、口どけの良い時雨生地で、小豆の時雨生地と黄味餡を包み、さらに蜜漬けの栗が一粒乗せられています。見た目は愛らしく、まるで満月を思わせるような美しい形状が特徴です。他にも、色と幾何学模様で幻想的な月をイメージしたパッケージが施されているため、目でも楽しむことができます。この特別な歳時菓子は、税込972円で5個入りのセットが販売されます。

また、「たねや」では栗名月以外にも栗を使った季節限定の新作和菓子が登場します。その一つが、濃厚な栗餡をこし餡で包み込んだ「栗の子」です。このお菓子は秋の味覚を存分に楽しめるというコンセプトで、口当たりが滑らかに仕上げられています。栗の風味を引き立てるために、こし餡の量も工夫されており、ぜひ一度味わっていただきたい逸品です。栗の子の価格は、1個486円から販売され、9月1日から翌年の1月中旬まで楽しむことができます。

さらに、栗そのものの美味しさを最大限に引き出した「栗羊羹」や、ほっくりとした蒸し栗を取り入れた「栗月下」なども並びます。栗羊羹は756円で、なめらかな口あたりと濃厚な栗の風味が楽しめるため、特に多くの方に愛されている商品です。栗月下は、蒸し栗をイメージした食感が楽しめる製品で、専門の説明書きにあるように約10mmにカットしていただくことで、その美味しさをより引き立てることができます。

たねやの栗商品は、限定販売ながらも多くの人々に親しまれ、毎年販売を心待ちにする栗好きが増えています。たねやでは、秋の味覚を存分に堪能できる和菓子が豊富に揃っていますので、ぜひ一度オンラインショップや実店舗でその味を楽しんでみてはいかがでしょうか。お菓子の背後にある歴史や風土を知ることで、さらに深い和菓子の魅力を感じることができるでしょう。