現場の状況をリアルタイムに把握し、業務効率化を支援するAIアシスタント「BizStack Assistant」が進化しました。生成AIとIoTを融合させたソリューションを提供するMODE, Inc.は、2024年7月16日より、同サービスに2つの新機能を追加しました。
1. BizStack Consoleからの設定が可能に
これまでユーザーは「BizStack Console」から「BizStack Assistant」の設定を行うことができませんでした。しかし、今回のアップデートにより、BizStack Console上で以下の設定が可能になりました。
BizStack Assistantの作成・削除
BizStack Assistantとチャットアプリの連携設定
BizStack Assistantの知識ベースの更新
データ取得対象のEntity設定
これにより、ユーザーはWebインターフェースから簡単に「BizStack Assistant」を管理できるようになり、業務の効率化が期待できます。
2. Entityのメトリクス定義取得機能
「BizStack Assistant」は、Entityのメトリクス定義を取得できるようになりました。Entityとは、現実世界のモノや場所をデジタルデータで表現したもので、例えば、工場の機械や倉庫の棚などがEntityに該当します。メトリクスは、Entityの状態を表す数値データのことです。
これまでEntityのメトリクス定義を確認するには、BizStack Consoleを確認する必要がありました。しかし、今回のアップデートにより、「BizStack Assistant」に直接質問することで、必要なメトリクス情報を取得できるようになりました。
現場の状況を可視化し、より深い分析を可能に
これらの新機能により、「BizStack Assistant」は、現場の状況をより詳細に把握し、業務効率化を支援するツールへと進化しました。例えば、製造現場では、機械の稼働状況や生産量をリアルタイムに把握することで、異常発生の早期発見や生産計画の最適化に役立ちます。
「BizStack Assistant」は、現場のDXを加速させる重要なツールとして、今後も進化を続けていく予定です。