サーバーワークス、外間崇氏が金融セキュリティプリンシパルに就任
株式会社サーバーワークスは、2024年9月1日より外間崇氏が金融セキュリティプリンシパルとして加わることを発表しました。外間氏は金融庁でのサイバーセキュリティに関する豊富な経験を持ち、金融業界におけるセキュリティガイドラインの整備や監査業務を担ってきました。
近年、サイバー攻撃はますます巧妙になり、多くの企業にとって深刻なリスクとなっています。特にエンタープライズ企業では、機密情報の漏洩やシステムのダウンがもたらす損失が重大な経営課題として認識されています。サーバーワークスはこのような状況を受け、セキュリティ対策の強化が喫緊の課題であると位置づけています。
外間氏の役割は、同社のさまざまなセキュリティサービスをさらに向上させることです。特に、新たに導入された「サバソック」においては、サイバーセキュリティの機能強化と、公共および金融業界向けの各種ガイドラインへの適合に焦点を当てています。サーバーワークスは外間氏を迎えることで、これまで以上に質の高いセキュリティサービスを提供できると期待されています。
外間崇氏のプロフィール
外間氏は愛知県出身で、全国の金融機関向けのシステム開発に携わった後、メガバンクや地方銀行でのAWS導入をリードしてきました。さらに、金融業界における不正送金対策やクラウド技術導入に関する多くの実績があります。これにより、金融機関のセキュリティ強化に貢献してきました。
外間氏は「金融機関は大切な資産を預かる組織であり、便利さと安全性の両立が求められる」と述べています。デジタルシフトが進む現在、金融機関はクラウドの活用が必要不可欠である一方、既存のセキュリティ基準を維持する多くの課題にも直面しています。サーバーワークスで、こうした課題に根本から取り組んでいくことが目標です。
経営層からのコメント
取締役の羽柴孝氏は、外間氏の加入がサーバーワークスに新しい可能性をもたらすことを確信しています。彼とは過去の職場で多くの共通の経験があり、その全てから学びを得てきたとコメントしました。外間氏の豊富な経験が、今後の企業成長に貢献することを期待されています。
サーバーワークスのビジョン
サーバーワークスは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げています。2008年からAWSに特化したクラウドインテグレーターとして、1344社以上、21885プロジェクトを超える導入実績を持ち、AWSプレミアティアサービスパートナーとしての認定も受けています。これからも、ますます進化するクラウド環境において、顧客に最適なソリューションを提供していく方針です。
サーバーワークスは、外間氏の加入による新しいセキュリティ対策の実現と、顧客へのさらなる価値提供を目指していきます。