JCRファーマ、CrowdStrikeのAIプラットフォームでセキュリティを強化

JCRファーマがFalconプラットフォームを導入



2023年10月、株式会社JCRファーマ(本社:兵庫県芦屋市)がCrowdStrikeのAIネイティブなFalconプラットフォームを採用した。この導入により、同社は研究開発や製造、販売に必要なセキュリティ基盤を強化し、患者情報や臨床試験データといった機密情報の保護を強化することが期待されている。

背景と導入の目的



1975年に設立されたJCRファーマは、希少疾病領域に特化したバイオ医薬品の研究・開発・製造・販売を手がける企業である。特に、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を利用し、治療選択肢が限られた患者に新たな機会を提供している。

製薬業界においては、機密情報の保護が極めて重要であり、脅威対策技術が求められる。しかし、これまでJCRファーマは複数のセキュリティツールを導入していたため、管理業務の負担が増大していた。ログやアラートが分散し、手動での管理が必要であったため、効率が悪化していた。

このような課題を解決するために、JCRファーマはCrowdStrikeのFalconプラットフォームへの統合を決断。これにより、セキュリティ運用の全体最適化を実現した。

Falconプラットフォームの導入効果



Falconプラットフォームを導入することで、JCRファーマはエンドポイント、アイデンティティ、データのすべてにわたって一元的なセキュリティ管理が可能になった。従来の複数ツールによる分散管理から脱却し、ログの相関分析や脅威の可視化をシームレスに行えるようになった。この結果、情報漏えいリスクを迅速に検知し、適切な対応が可能となった。

また、Falconプラットフォームの導入後、JCRファーマのセキュリティチームは従来必要であった手動での確認作業から解放され、より戦略的な判断やリスク管理に集中できる環境が整った。CrowdStrikeの専門的なチームと連携することで、外部脅威への対応力も強化された。

具体的には、JCRファーマはCrowdStrike Falcon® Prevent、Insight XDR、Next-Gen SIEM、Data Security、Complete、Adversary OverWatchなど、合計10種類のモジュールを導入。これにより、脅威の迅速な検出、調査、対応が可能になり、運用負荷も軽減された。

JCRファーマの声



JCRファーマの情報システム部長、西田道夫氏は次のように述べている。「私たちの仕事において最も大切なのは、患者情報や臨床試験データを守り、医薬品の品質と安全性を確保することです。この度のセキュリティ運用の見直しにより、状況の把握が容易になり、日常の対応が実現可能になりました。」

まとめ



JCRファーマのCrowdStrike Falconプラットフォーム導入は、製薬業界における新たなセキュリティ基盤の確立を示す事例となる。AIを駆使した先進的なサイバーセキュリティの強化が、患者へ必要な医薬品を確実に届けるための重要な要素であることを、改めて考えさせられる。今後のJCRファーマの取り組みにも注目したい。

会社情報

会社名
クラウドストライク合同会社
住所
150 Mathilda Place, Sunnyvale, CA 94086USA
電話番号

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