明治学院大学における初の金融経済教育出張授業
2025年6月9日、トレイダーズ証券株式会社が明治学院大学にて、関東財務局を招いた出張授業を実施しました。この取り組みは明治学院大学の経済学部長、藤田教授の要望に基づいています。授業は大学生に向けて金融市場の理解を深め、投資や外国為替の基礎を教えることを目的としています。
講義の内容と構成
授業は二部構成で行われました。第1部では、関東財務局東京財務事務所の杉山理財総括課長が務め、「金融トラブル未然防止講座」を実施。
ここでは、金融トラブルの種類や事例、防止策と相談窓口等が詳しく説明されました。学生たちは、実際に発生した事例に触れることにより、身近に潜むリスクを学びました。
第2部に当たるトレイダーズ証券からの講義では、外国為替ディーラーである井口が「人生100年時代を生き抜く、お金との向き合い方」をテーマに話しました。具体的には、ライフプランニングや投資の基本、外国為替市場の基礎知識などが取り上げられました。
学生の反応と参加者の熱意
受講生の中には特に、海外留学を考えている国際経営学科の生徒が多く、外国為替に対する関心が極めて高い様子が見受けられました。講義中、メモを取る姿勢やスライドを撮影する姿は非常に真剣でした。講義終了後には、直接講師に投資に関する質問をする学生も多く、その熱意が感じられました。
アンケート結果とフィードバック
授業後に実施したアンケート結果によると、学生たちの理解度や満足度は非常に高く評価されています。理解できたと回答した学生は100%にも達しており、満足度は97%との結果が出ました。また、92%の学生が友人や同校の在校生にこのプログラムへの参加を勧めたいと予想しています。
特に印象に残った感想としては、詐欺に関する知識や、カードやネットショッピング利用時の注意点を学んだことが多く報告されました。さらには、長期的な資産形成の重要性や、プロスペクト理論に触れたことが自己の資産管理意識向上につながったとの声も聞かれました。
今後の展望
トレイダーズ証券は、今回の出張授業を通じて、金融経済教育の重要な役割を再確認しました。その対応は顧客第一主義として、個人投資家の皆様に信頼される環境を提供していると評価されています。また、経済教育への取り組みをさらに進める計画も立てており、全国各地での講師派遣や職場体験プログラムの実施を検討しています。
トレイダーズ証券株式会社は、テクノロジーを活用した投資環境の提供に努め、今後もサステナビリティに根ざした活動を続けていくとしています。特に、金融リテラシー向上を目的としたプログラムへ幅広く貢献することで、持続可能な未来の社会を実現することを目指しています。
引き続き、トレイダーズ証券の取り組みに注目し、投資における新たなサービスや、リテラシー向上の活動を期待したいところです。