次世代空間解析装置「Atera」の発表とシンポジウム
2026年6月18日(木)、シングルセルおよび空間生物学の革新をリードする10x Genomics(日本法人:10x Genomics Japan株式会社)が新型In Situ解析装置「Atera」を発表し、その国内初披露を記念したシンポジウムが開催される。このシンポジウムは「World Tour 東京 - 空間解析の最前線シンポジウム」と題し、東京にあるベルサール御成門タワーとZoomを通じてハイブリッド形式で行われる。
空間オミックス研究の解決策
近年、AIを駆使した創薬やバイオテクノロジーの進展に伴い、高品質の生物学データ不足が大きな課題として浮上している。新たに発表された「Atera」は、その解決策として年間最大800サンプルの全トランスクリプトームを、シングルセルレベルの精度で解析する機能を備えた次世代のプラットフォームである。この技術により、従来は技術的及びコスト的に不可能とされていた大規模かつ多次元な空間オミックス研究が実現可能となり、創薬や生命科学研究のスピードを大幅に加速させる。
シンポジウムの参加概要
シンポジウムは、午後1時から午後5時まで開催され、参加登録は事前登録制となっている。会場参加者には、特典として「Atera」の国内初デモンストレーションや開発秘話の公開、さらには技術スタッフによる対面での技術相談が提供される。この機会に、最前線の研究者たちが登壇し、最新の知見や臨床応用事例を共有する。
登壇者には、東京大学の鈴木穣教授、神戸大学の堀江真史教授、国立がん研究センターの今井光穂医員、静岡県立静岡がんセンターの畠山慶一部長、そして10x GenomicsのByron Hartmanが名を連ねている。
Ateraの特徴
Ateraは、以下のような特徴を持つ。
1.
比類なきスケール:年間最大800の全トランスクリプトーム解析を可能にし、大規模プロジェクトを支援。
2.
妥協のない空間解析:性能、プレックス数、スループットのすべてが最高水準で両立。
3.
シングルセルレベルの感度:シングルセル解析と同等の空間的感度でデータへの信頼性を確保。
このAteraを通じて、今後の空間生物学の研究がどのように進化していくのか期待が高まる。
結び
「10x Genomics World Tour 2026」は、科学の最前線で活動する研究者たちが集結し、空間解析の新たなステージを探る貴重な機会であり、空間生物学の未来を形作る重要な一歩となるだろう。参加を希望される方は、ぜひ事前登録を行い、この画期的なプラットフォーム「Atera」の実際の展示を体験してほしい。