兼松の新基幹システム導入
2025-04-24 11:54:54

兼松が「Oracle Cloud ERP」を導入し、グループ一体経営を強化へ

兼松、グループ一体経営の新基幹システム導入へ



兼松株式会社は、最新のクラウドベースの基幹システム「Oracle Cloud ERP」を導入することを発表しました。この取り組みは、2027年から同社グループの33社に順次実施される予定で、グループ一体経営をさらに強化する狙いがあります。

DXを推進する新たな基盤



兼松は、中期経営計画「integration 1.0」の一環として、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を重点的に推進しています。そして今回の「Oracle Cloud ERP」の導入は、その計画の一部として位置づけられています。これにより、経営の効率性が向上し、より迅速な意思決定が可能となることが期待されています。

「Oracle Cloud ERP」は、先進的なテクノロジーとAI機能を活用して、経営資源の最適な配分を実現します。兼松は、このプラットフォームを通じてデータドリブン経営の基盤を整え、グループ全体のDX推進を促進します。

Fit to Standardアプローチによる効率化



導入においては、可能な限り標準機能を活用する「Fit to Standard」アプローチが採用されます。これにより、決済や会計業務などのコーポレート業務に関する機能をシンプルに導入し、法改正に伴うシステム改修の負担を軽減します。

また、このシステムは四半期ごとにアップデートされるため、最新技術の導入や業務の自動化・効率化が期待されます。

効率的な開発体制の構築



さらに、兼松は「Oracle Cloud ERP」の導入を通じて、基幹業務のデータ管理(SoR)、DXを推進する分野(SoE)、データ分析のためのプラットフォーム(SoI)の役割を明確に分けることで、効率的な開発環境を整備します。これにより、システム全体の最適化を図り、業務の一貫性を高めることが狙いです。

戦略的IT会社「兼松シードポート株式会社」の設立



このシステム導入を支えるために、兼松は「兼松シードポート株式会社」を新たに設立しました。この会社は、兼松グループのDX推進を戦略的に担う役割を果たします。法人設立に関する詳細は、プレスリリースで公開されていますので、ぜひご覧ください。

競争優位性の確立へ



「Oracle Cloud ERP」を導入し、兼松シードポート株式会社の設立を通じて兼松は競争優位性の確立を目指します。この新たな取り組みにより、グループ横断でのイノベーション創出が期待され、将来的な成長の基盤を固めることができるとしています。

【お問い合わせ先】
兼松株式会社広報室
電話:03-6747-5000
公式ウェブサイト

*Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。


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会社情報

会社名
兼松株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
電話番号

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