CBTR2022の成功
2023-04-29 09:00:01
CBTR2022の成功が滋賀県と琵琶湖の未来を拓く!
昨年滋賀県彦根市で初めて開催された「CBTR2022」は、コロナ禍において観光客の減少が続く中、地域活性化を目指した新しいイベントとして注目されました。このイベントは、琵琶湖を一周しながら、デジタルスタンプを集めるというユニークな形式で行われました。参加者には、スタンプを獲得した証明として「琵琶湖1周踏破証明書」が発行され、多くのライダーたちがそれを目指してその道を楽しみました。
イベント全体に1201名ものライダーが参加し、参加者はバイクツーリングという新しい観光スタイルを楽しむことができました。このスタイルは、個別行動を求める観光客にとって非常に魅力的であっただけでなく、区域の観光振興にも寄与しました。特にコロナの影響で観光誘致に苦心していた地元の飲食店にも、参加者が訪れることによって経済的な恩恵をもたらしました。
CBTR2022のグッズは、イベント会場やオンラインストアで販売され、その売上の一部を滋賀県に寄付しました。寄付金は50,000円で、琵琶湖の水質改善に活用される予定です。寄贈式では、株式会社ご当地ツーリングの荒貴氏が寄付金目録を手渡し、「これからも琵琶湖の貴重な資源を守るために役立ててほしい」と述べました。一方、滋賀県の総務部長の東氏は、CBTRを通じて琵琶湖の魅力を再確認できたとして感謝の意を示しました。
特に注目されているのは、バイクツーリングという新たな観光スタイルです。コロナの影響で観光地が苦境に立たされる中、三密を避けつつ自然を楽しみながら安全に旅行できる手段として注目されています。琵琶湖の周囲には約200キロの道が広がっており、難易度が低く、特に40〜50代のリターンライダーや初心者ライダーには最適なコースです。さらに、琵琶湖周辺の観光スポットや飲食店にも足を運ぶことで、地域振興や観光需要の回復にもつながると考えられています。
彦根市においては、観光地を訪れた後、すぐに次の場所に移動する「観光90分問題」が長年の課題とされてきました。この問題の解決に向け、CBTRのようなイベントを通じて滞在時間を延ばし、観光+飲食+宿泊の体験を促進していく狙いがあります。
CBTR2023の開催も決定し、参加者のエントリー受付が5月12日から始まる予定です。イベントでは再びバイクで琵琶湖周辺のスポットを巡り、GPSと連動したデジタルスタンプを集める楽しみが待っています。規定のスタンプを集めたライダーには再び琵琶湖1周踏破証明書が贈呈され、さらなる参加を促しています。
株式会社ご当地ツーリングは、バイクツーリング事業やグルメツアーの企画・実施を手がける新たな企業であり、観光振興に貢献する存在として期待されています。今後も地域に愛されるイベントを通じて、彦根市や琵琶湖周辺の魅力が広がることを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ご当地ツーリング
- 住所
- 神奈川県藤沢市羽鳥1丁目1番10-114号
- 電話番号
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