AI活用の新時代
2026-04-07 12:33:10

エッジデータセンターと液浸冷却技術でAI活用の新時代を切り開く

エッジデータセンターと液浸冷却技術でAI活用の新時代を切り開く



東京都中央区に本社を置くQuantum Mesh株式会社(以下、Quantum Mesh)と、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社であるネットチャート株式会社(以下、ネットチャート)は、このたび新たな取引関係を締結し、分散型エッジデータセンター(DC)および液浸冷却システム「KAMUI」の取り扱いを開始しました。このコラボレーションにより、AIとエッジコンピューティングの時代に相応しい高効率なITインフラの構築を目指します。

背景と新たなニーズ



生成AIの興隆やAIoT(AIとIoTの融合)により、GPUを用いる大規模な計算が急速に進んでいます。しかし、従来の空冷方式では高密度GPU環境の運用に限界があり、電力供給や冷却の問題、さらには設置スペースの制約がボトルネックとなることが多々あります。自治体や医療業界、金融分野においては、機密データを保護しつつ、低遅延での処理や事業の継続性を確保する必要が高まっています。

Quantum MeshのエッジDCと液浸冷却技術は、こうした課題に対して「安全性」「低遅延」「継続性(BCP)」「電力効率」を同時に提供する新しいGPU計算基盤を提案します。この基盤は、機密性を保ちながらエッジでの処理を可能にし、データを安全に保護するとともに、運用リスクの軽減にも寄与します。

賢い選択:技術の融合



今回の提携により、Quantum Meshが展開する液浸冷却システム「KAMUI」を用います。このシステムはPUE(Power Usage Effectiveness)値を1.03~1.04に抑える高効率運用を追求しており、従来方式と比較しても冷却にかかる電力を大幅に削減できることが特徴です。特に、40kVA/ラック(1㎡未満)の高密度GPU実装が可能で、電力や冷却、床面積に制約がある環境での計算基盤拡張をスムーズにします。

機密性と可用性の強化



分散配置が可能なエッジDCは、機密データを国内に保持しつつ、現場での迅速な処理や高可用性を実現します。これにより、障害や災害時のフェイルオーバー設計も容易になります。コラボレーションの強みは、IIJグループが持つDC事業の知見を基にした支援体制の整備にもあります。

具体的な提案と柔軟な対応



Quantum Meshは、実際のエッジDCの運用データを基にした設計から運用フェーズまで幅広い知見を持ち、冷却設備をラック内に統合した「KAMUI γ(カムイ ガンマ)」や地域特性に応じた柔軟な設計が可能です。またIIJグループが提供するエッジDCの設置工事やITネットワーク工事も含めた総合的なサポートを実施しており、導入の円滑化を図っています。

今後の展望



今後、Quantum Meshの分散型エッジDC及び液浸冷却技術と、IIJグループのネットワーク基盤を融合させ、機密データの保護と低遅延処理の実現を目指します。特に、自治体や医療、金融、製造業などの分野において共通する要件に応じて、さらなる技術の具体化と、導入テンプレートの整備が進められる予定です。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
Quantum Mesh 株式会社
住所
東京都中央区銀座2-15-2KR Ginza Ⅱ 4階
電話番号

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