アイレイジャパンが新たなサーモグラフィカメラ「Gシリーズ」を発表!
アイレイジャパン(タイムテクノロジージャパン株式会社)は、この度新たに非冷却式のガス検知用サーモグラフィカメラ「Gシリーズ」の供給を開始しました。今回の発表によって、働く現場でのガス検知がさらに安全・確実に行えることになります。
Gシリーズの特徴
Gシリーズには、モデルG600CとG600Fの2つがあり、それぞれ異なる特長を持っています。
赤外線スペクトルバンドは7.0-8.5μmで、23mkという高い熱感度を備えています。FOV(視野角)は23°で、カスタムレンズが組み合わさっています。
こちらは中心波長が10.55μmのバンドパスフィルターを搭載し、同様に高い熱感度と視野角を持ちます。どちらのモデルも厳しい環境下でも優れた性能を発揮します。
このカメラは、メタンや六フッ化硫黄、エチレン、アンモニア、一酸化窒素、二酸化硫黄など、様々なガスを可視化することが可能です。数十種類のガスを検出でき、その情報は視覚的に提供されるため、特に冷媒漏れの検査やガスリークの特定、工場でのVOC管理などに非常に役立ちます。
高い安全性と耐久性
Gシリーズは「Ex ic IIC T4」の防爆仕様で設計されており、石油や天然ガスの現場でも安全に使用することができます。加えて、IP54の防塵防水性能を誇り、過酷な環境でも問題なく稼働します。営業の現場や工場内での使用において、その安全性と効果が期待されます。
温度測定も簡単に
Gシリーズは、非接触での温度測定も行えるため、サーマルカメラとしての利用も可能です。様々な産業分野において、効率的に作業が進むことでしょう。
アイレイジャパンについて
アイレイ(InfiRay Technologies Co., Ltd.)は、高度な赤外線技術を駆使し、赤外線FPA検出器やサーモグラフィカメラなどの製品を開発・製造しています。世界中の顧客に対して、専門的なサーモグラフィ製品とソリューションを提供する企業です。また、アイレイジャパンでは、従業員の37%以上が開発エンジニアという、高度な技術力を持っています。
アイレイ製品は、航空宇宙や夜間観測、インテリジェント監視といった多岐にわたる分野で利用されています。
まとめ
アイレイジャパンの「Gシリーズ」は、非冷却式かつ高性能なサーモグラフィカメラであり、多様なガスを視覚化することで、産業界における安全性を向上させます。是非とも、業務の効率化と安全性確保に活用していただきたい製品です。