日立造船が「intra-mart」導入
2024-07-18 16:22:33

日立造船マリンエンジン、業務基盤刷新に「intra-mart」を採用!アフターサービス事業を強化

日立造船マリンエンジン、業務基盤刷新に「intra-mart」を採用!



日立造船グループの基幹システム刷新の一環として、日立造船マリンエンジン株式会社が、アフターサービス事業に係る業務システムの刷新に、NTTデータ イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を採用したことを発表しました。

intra-mart導入の背景



2023年4月に発足した日立造船マリンエンジンは、舶用エンジンメーカーとして、日立造船株式会社の舶用原動機事業を分社化しました。近年では、脱炭素化の潮流により、天然ガスやメタノール、アンモニアなどCO2排出量が少ない舶用エンジンの燃料転換に取り組んでいます。

同社の高品質なアフターサービス事業を支えてきた「船舶部品販売管理システム(HIMAPS)」は、稼働開始から30年が経過し老朽化が進み、環境対策上の使用物質の明示などの新たな業務が「運用でカバー」する状況でした。さらに、日立造船の基幹システム刷新(SAP S/4HANAへの移行)も重なり、HIMAPSの刷新に加えて基幹システムとのデータ連携が喫緊の課題となっていました。

そこで、日立造船グループのガバナンス方針に対応しつつ、データドリブンな意思決定や業務改革の基礎となる仕組みを実現する新たなシステム基盤として、intra-martを採用しました。

intra-martを選んだ理由



今回の採用では、以下の4点が評価されました。

1. intra-martがWebシステムを容易に構築できるミドルウェアであること
2. SAP S/4HANAとの連携方式が標準装備されており、新たな開発が不要だったこと
3. スピーディーかつ柔軟なシステム開発が可能であること
4. 日立造船グループ全体の方針として、S/4HANAのフロント機能の開発にintra-martの活用を積極的に進めていたこと

導入による効果



intra-mart導入により、日立造船マリンエンジンは、以下の効果を期待しています。

運用でカバーしていた業務をシステムに組み込むことで、データ連携におけるヒューマンエラーを排除
基幹システムとの網羅的でシームレスなデータ連携を実現
アフターサービスにおける部品販売管理業務で担当者の業務効率を大幅に向上
部品の在庫等級、マスタの更新の作業時間が3分の1に短縮

今後の展望



日立造船マリンエンジンは、一段とデータドリブンな意思決定のための情報基盤整備を目指し、環境対策や輸出管理規制対応の実務効率化を推進する方針です。イントラマート社は、今後も業務プロセスの全体のデジタル化によるDXとビジネスモデルの変革に貢献していきます。

intra-martについて



intra-martは、NTTデータ イントラマートが提供するエンタープライズ・ローコードプラットフォームです。企業内に存在する様々な業務システムを同一のプラットフォーム上に集約し、最新のデジタル技術を活用することで、IT投資の効率化と業務プロセスの最適化・標準化を実現します。さらに、業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能とAPIコンポーネント群を多数取り揃えており、スピーディーかつ柔軟なローコードアプリケーション開発を可能にします。グループ企業全体での共同利用はもちろん、クラウド利用も可能です。


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会社情報

会社名
株式会社NTTデータ イントラマート
住所
電話番号

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