濃厚カレー登場
2020-09-15 11:00:04

日本初の廃棄野菜を美味しく活用した濃厚カレーの誕生

日本初の廃棄野菜を美味しく活用した濃厚カレーの誕生



最近、フードロス問題が注目されていますが、その根本的な解決には廃棄野菜の活用が欠かせません。日本の食品ロスは年間643万トンに上り、なかでも廃棄される野菜は約200万トンとされています。葉物野菜は扱いが難しく、わずかな汚れや傷で廃棄されてしまうことが多いのです。そんな中、株式会社アグレスが開発した『野辺山ほうれん草カレーペースト』が、新たなフードロス対策の一歩として注目です。

開発の背景


アグレスがかかえる廃棄野菜の問題は、特に葉物野菜に見られます。厳格な規格により、わずかな傷や汚れでほうれん草が廃棄され、そのほとんどが食用可能です。現在、同社は1日に2トンのほうれん草を出荷し、約70%が食べられる廃棄野菜にあたります。そして、年間126トンもの可食廃棄野菜が生じています。そこで、今回のカレーペーストの開発が始まりました。

蓄積されたこだわり


『野辺山ほうれん草カレーペースト』の特筆すべきは、廃棄される部分の使用を最大限に活かしている点です。それでは、具体的な特徴を見ていきましょう。

1. 使用するほうれん草の量
このカレーペーストは、250mlの瓶に200gものほうれん草を使用しています。これは通常の加工食品では考えられない贅沢な量です。

2. 水を一切加えない製法
調理には野菜の自然な水分だけを使用しているため、素材の風味がしっかりと活かされています。

3. シンプルな材料
原材料はほうれん草、ソテードオニオン、そして調味料・香辛料のみ。添加物を極力排除し、自然な味わいを大切にしています。

商品概要


  • - 商品名: 野辺山ほうれん草カレーペースト
  • - 内容量: 250ml
  • - 価格: 880円
  • - 原材料: ほうれん草、ソテードオニオン、調味料・香辛料

クラウドファンディングにて先行販売


本日より、クラウドファンディングサイトにて『野辺山ほうれん草カレーペースト』の先行販売が開始されました。集まった資金は、廃棄野菜を利用した新商品の開発に注ぎ込まれます。また、応援者とのオンラインイベントも計画されており、持続的な食材の活用を促すムーブメントへと成長させる狙いです。

クラウドファンディングサイトURL: Makuake

未来へのビジョン


アグレスの山浦昌浩さんは、このプロジェクトの意義を強く感じています。フードロスに対する問題意識を多くの人に知ってもらうためには、美味しさと手頃な価格が不可欠だと言います。『野辺山ほうれん草カレーペースト』はその両方を兼ね備え、購買者が楽しみながらフードロス問題に参加できる商品です。

会社の歴史


株式会社アグレスは、もともと白菜・レタスを扱っていましたが、現在は日本トップクラスのほうれん草生産を誇ります。フロンティアスピリッツを背景に、一貫して新しいことに挑戦し続けています。今回のカレーペーストの開発も、未来を創り出す一環として進行中です。

もっと知りたい



日本の廃棄野菜活用の未来を託けた『野辺山ほうれん草カレーペースト』。無駄を減らし、美味しさを享受できる新しい形のカレーをぜひお試しください。

会社情報

会社名
株式会社アグレス
住所
長野県南佐久郡南牧村野辺山 176-9
電話番号
0267-98-2014

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