xAdが新プラットフォーム提供
2017-06-13 10:25:20
xAdが日本市場に新しいロケーションマーケティングを提供開始
xAdが日本市場に新しいロケーションマーケティングを提供開始
デジタルマーケティングの進化に伴い、オンラインの行動を通じて消費者のニーズを特定する精度が高まる一方、実際の購買の約90%は未だオフラインで行われていることが明らかになっています。これを受けて、xAdは日本市場向けに新たなロケーションインテリジェンスプラットフォーム「Discovery」とセルフサービスプラットフォーム「MarketPlace」のベータ版を発表しました。
オフライン行動の重要性
マーケティング戦略を練る上で、消費者のオフラインでの行動を把握することは、オンラインの行動だけでは得られない詳細な情報をもたらします。xAdの技術により、オフラインのデータを取得してリアルタイムで活用することで、消費者の潜在的なニーズを解読できるようになります。このアプローチは特に、消費者が店舗を訪れる時に顕在化するニーズを捉えるのに役立ちます。
Discovery: 次世代型ロケーションインテリジェンス
「Discovery」は、xAdの次世代型ロケーションインテリジェンスプラットフォームです。独自の技術であるBlueprints™を利用して、地図上の建物を仮想ポリゴン化し、正確な訪問データを計測できます。このプラットフォームは、1,200万以上のポイント・オブ・インタレスト(POI)データを基に、様々な分析を行います。具体的には、ブランドや店舗ごとのデイリー訪問を業界平均と比較したり、異なるブランド間のオーバーラップ、さらには顧客の訪問傾向を分析することが可能です。
例えば、特定のブランドを訪れた消費者が他社の店舗に足を運ぶ頻度などを分析でき、企業はこれに基づいて有効なマーケティング施策を打つことができます。また、新規顧客や既存顧客の訪問動向をヘルスチェックする機能も充実しています。
MarketPlace: 世界初のセルフサービスプラットフォーム
続いて紹介する「MarketPlace」は、世界初のセルフサービス型ロケーションベースのマーケティングプラットフォームです。このプラットフォームは、ユーザーがオフラインの行動に基づいてリアルタイムでターゲティングを行えるよう設計されています。自動設定アシスト機能を備えたこのプラットフォームでは、特定の競合をターゲットにすると、自動的に競合ブランドの店舗が選出される仕組みになっています。
リアルタイムターゲティングにおいては、In-store、On-lot、Block、Near-by、Wider-reachなど、様々な選択肢が用意されています。さらに、訪問頻度を視覚化したヒートマップを使用することで、効果的なロケーション選定が可能となります。そして、ユーザーは300以上のカテゴリーから履歴ベースのセグメントを選択し、正確なマーケティング施策を実施することができます。
日本市場への戦略的な貢献
xAdは、日本国内の位置情報を活用したマーケティングの発展に寄与するため、今後も革新的なテクノロジーを提供し続ける予定です。以降、企業は消費者のニーズをリアルタイムで把握し、適切なメッセージを適切なタイミングで提供できるようになるでしょう。
デジタルマーケティングが進化する中で、xAdが提供するこれらのプラットフォームは、企業がオフライン行動を網羅的に理解し、効果的にアプローチを行うための重要なツールとなることが期待されます。今後の展開に、目が離せません。
会社情報
- 会社名
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xAd, Inc. dba GroundTruth
- 住所
- 60th FL, New York, NYOne World Trade Center
- 電話番号
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