シェルパ・アンド・カンパニー、企業のサステナビリティを支援する新機能を発表
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、企業向けのサステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」に新たな分析機能「Focus」を追加しました。この機能は、企業がサステナビリティに関する重要課題を統一して把握しやすくするためのものです。
「Focus」機能の全貌
この新機能は大きく分けて、「Focus Single」と「Focus Cross」の2つに分類されます。「Focus Single」は各評価機関ごとの分析業務を標準化し、「Focus Cross」は複数の評価機関で共通する重要課題を特定する機能です。この2つの機能によって、企業は限られたリソースをより重要な課題に集中させることができるようになります。
Focus Singleの概要
「Focus Single」では、企業が評価機関から提供される質問票や評価レポートを「SmartESG」に取り入れることで、自動で重要度が設定されます。これにより、企業は分析業務にかかる手間を大幅に削減し、必要な情報を一目で確認できるようになります。担当者は、設定された重要度を基にして課題を抽出し、改善アクションを設定することができ、これにより評価機関への対応の効率化が達成されます。
また、Excelなどの外部ツールに依存することなく、一定の精度で分析が行えるようになるため、過年度との比較が容易になり、結果に基づく適切な改善計画が制定できるようになります。
Focus Crossの役割
一方、「Focus Cross」は、「Focus Single」が整理した評価機関別の分析データを集約し、複数の評価機関で共通して求められる課題を特定します。これにより、企業はどの領域に重点を置くべきかを把握し、明確な優先順位を設けることが可能です。また、改善項目を系統的に整理し、全社で共有しやすくすることで、サステナビリティに関する取り組みを組織全体で強化することが期待されます。
開発の背景
昨今、サステナビリティ情報開示に対する要求は増加しており、企業は異なる評価機関から多様な形式で詳細な開示を求められています。このような環境下では、開示するための情報を選定・整理する作業が複雑化し、担当者がそれぞれの評価機関に対して属人的に対応することでは、十分な対応ができないケースも目立ってきました。特に、どのような課題が共通しているかを把握することが難しくなり、改善活動の最適化が妨げられる要因となっていました。
そこで、シェルパは「SmartESG」の新機能として「Focus」を導入しました。これにより、企業がサステナビリティに関する情報を整理・分析しやすくなると同時に、その結果を基にした改善策の実施が効率化されることを目指しています。
「SmartESG」についてのさらなる情報
「SmartESG」は、企業が散在するESGデータを一元管理し、より効率的なサステナビリティ経営を支援するデータプラットフォームです。具体的には、データ収集・管理の可視化を進め、先進的なAIによる分析機能を活用しています。2022年11月に提供が開始されて以来、大手企業70社以上に導入され、時価総額合計は200兆円を超える実績もあります。
サステナビリティへの投資
シェルパは、関与する企業が長期的にサステナブルな開発を進め、その結果として企業価値が向上することを目指しています。新機能「Focus」を通じて、コーポレートサステナビリティ経営の高度化を図り、企業界全体の発展に寄与することを目指しています。
お問い合わせ
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SmartESG導入サイト
会社概要
- - 会社名:シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
- - 代表:代表取締役CEO 杉本 淳
- - 所在地:東京都品川区西五反田3-6-32 TERRACE SITE GOTANDA 1F
- - 設立:2019年9月
- - 資本金:100百万円
- - 事業内容:サステナビリティ情報開示支援プラットフォーム「SmartESG」の提供、ESGに特化したメディアとコンサルティングサービスの運営
公式サイト:
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社