車中泊施設が登場
2020-06-11 10:04:53
かんぽの宿が新たに車中泊施設を展開し、観光の新しい形を提案
かんぽの宿、車中泊で新たな旅の楽しみを提供
新型コロナウィルスの影響により、私たちの旅行スタイルが大きく変わりつつあります。その中で、一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(JCTA)は、人との接触を最小限に抑えた旅行方法として、「カーツーリズム」の新しい提案を行っています。この度、JCTAは日本郵政と提携し、169の温泉ホテル「かんぽの宿」にて車中泊が可能な施設「くるまパーク」を新たに開業しました。
車中泊の新スポット「くるまパーク」
「くるまパーク」は全国にあるかんぽの宿の中で、特定の駐車場を活用して開業されるもので、現在9つの施設で利用可能となっています。これにより、宿泊施設だけでなく、周辺のアウトドアエリアを利用して新しい形の旅を楽しむことができます。具体的には、埼玉県の寄居、山梨県の石和、岐阜県の恵那、三重県の鳥羽、香川県の観音寺、兵庫県の淡路島、山口県の光、熊本県の阿蘇、大分県の日田がその対象となります。予約は2020年6月11日からスタートしており、基本料金は1台2000円です。
旅行の新たな形
従来の宿泊スタイルに加えて、車中泊を利用することで、より感染安全な旅が可能となります。各施設内の施設、つまり浴場やレストラン、トイレ等も通常の宿泊客と同様に利用できるため、快適な滞在が約束されます。また、JCTAは車中泊を促進する活動の一環として、インターネット上で簡単に予約や決済ができるプラットフォーム「カーステイ」を利用することを推奨しています。
移行する観光地の魅力
「かんぽの宿」は、地域の食材や文化を発信し、観光地の活性化にも寄与することを目指しています。郵便局24000局と33の宿泊施設の広がりを持つ日本郵政グループは、地域に貢献し、「トータル生活サポート企業」となるべく努力しています。
JCTAのビジョン
JCTAは、1970年代にカーツーリズムの文化を広めることで、日本人のQOLを向上させることを目的に設立された団体です。車中泊を中心とした新しい遍歴スタイルを通い、観光の楽しさを再確認することを目指しています。今後も、「衛生的な施設を利用する」という方針のもと、旅行者が安心して利用できる環境を整えることに力を注ぎます。
まとめ
新型コロナウィルスの影響を考慮しながら、JCTAと日本郵政が提供する「くるまパーク」は、今後の旅行の選択肢を広げ、より楽しみながら安全に旅する新しいスタイルの象徴となることでしょう。これからの旅行をどのように楽しむか、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本カーツーリズム推進協会
- 住所
- 東京都新宿区新宿5-15-14インバウンドリーグ3階
- 電話番号
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050-7123-0492