JASRAC国際フェローシップ第4回募集が始まりました
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作権をテーマにした研究者を対象とする「JASRAC国際フェローシップ」の第4回募集を10月1日より開始しました。このプログラムは、選ばれた研究者が海外の研究機関で知的財産権に関する研究を行うことを支援するものです。
募集要項について
募集期間
募集は2024年10月1日から2025年1月31日までの期間です。興味をお持ちの方は、この期間内に応募を行う必要があります。
採用予定者数
今年度は最大で3名を採用する予定です。この枠は限られていますので、応募は早めに行いましょう。
応募資格
応募するには、以下の条件を満たす必要があります。
- - 日本国内の大学、大学院、研究機関、行政機関、法律事務所、または著作権関係団体に所属していること
- - 顕著な知的財産権の研究を行っていること
- - 応募時点で50歳以下であること
支援内容
選ばれた研究員には多岐にわたる支援が用意されています。具体的には、支度金や渡航費、滞在費(年間最大600万円)、調査研究費、さらには傷害保険料が支給されます。海外での研究活動に必要な経済的支援が充実しているため、安心して研究に取り組むことができます。
在外研究活動
研究活動は1年間で、任意の期間で行うことができ、延長が可能な制度もあります。また、在外研究期間中に必要な支援を受けることができるため、研究に集中できる環境が整っています。
選考方法と結果発表
応募者は、書類審査及び面接を経て選考委員会で審査され、最終的には理事会によって合格者が決定されます。合格者の発表は2025年4月を予定しており、その後すぐに在外研究が始まります。
在外研究活動のスケジュール
選ばれた研究員は、決定日から18カ月以内の日程で研究活動を開始します。2025年4上旬から2026年10上旬の間に活動することになりますので、計画的に研究を進める準備が必要です。
JASRACの活動について
JASRACは、1939年に設立された日本初の著作権管理団体です。音楽の著作権を管理し、適切な利用を促進する役割を担っています。作詞家や作曲家、音楽出版社などからの権利の管理を行い、使用料を著作権者に分配するなど、音楽文化の発展に寄与しています。
音楽著作権分野での研究に興味がある方は、ぜひこのチャンスを利用し、JASRACの支援を受けて海外での研究を目指してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、JASRACの公式ウェブサイトで確認することができます。
参考リンク